NHKは18日、女優の永野芽郁(18)がヒロインを務める連続テレビ小説「半分、青い。」(月~土曜前8・00)の撮影が17日に終了したと発表した。朝ドラのクランクアップはメディアに公開され、取材が行われるのが通例だが、近年、異例の非公開。
昨年11月から撮影に入り、約10カ月の長丁場を完走した永野は同局を通じて「私にとって永遠に自慢できる作品になったことは間違いないです!
だから、朝ドラでまたヒロインをやりたいな、また戻ってきたいなって思っています」とコメント。同局関係者によると、永野は最後の撮影を終え、涙を流したという。
ドラマは昨年10月23日に岐阜県内でクランクイン。永野は「長いようで短いような10カ月でした。こんなに長期間の撮影は初めてだったので、先が見えずに不安になってヒロインとしては頼りない時もあったと思いますが、
共演者の皆さんやスタッフの皆さん、本当にたくさんの人に支えられて、乗り切ることができました」とクランクアップの心境を明かし、周囲に感謝。
「『半分、青い。』は私にとって永遠に自慢できる作品になったことは間違いないです!だから、朝ドラでまたヒロインをやりたいな、また戻ってきたいなって思っています」と笑いを誘い、手応えを示した。
「鈴愛の七転び八起きの人生をテレビの前で応援してくださっている皆さん、まだまだ驚きの展開が待っています!ハラハラ、ドキドキしながら最後まで見守ってください。きっと素敵なラストになっていると思います」と呼び掛けた。
朝ドラのクランクアップはメディアに公開され、取材が行われるのが通例だが、今回は異例の非公開。同局はネタバレを防ぎ、視聴者に物語に没頭してほしいこと、撮影が夜遅くに及んだことを主な理由とした。大河ドラマとしては2016年「真田丸」のクランクアップが最終回の結末に触れるため、異例の非公開となった。
近年の前期朝ドラの撮影終了日は17年「ひよっこ」(ヒロイン有村架純)が9月4日、16年「とと姉ちゃん」(ヒロイン高畑充希)が8月25日、15年「まれ」(ヒロイン土屋太鳳)が8月20日、
14年「花子とアン」(ヒロイン吉高由里子)が8月26日、13年「あまちゃん」(ヒロインのん)が8月1日、12年「梅ちゃん先生」(ヒロイン堀北真希)が8月24日、11年「おひさま」(ヒロイン井上真央)が8月23日、10年「ゲゲゲの女房」(ヒロイン松下奈緒)が8月19日。
朝ドラ通算98作目。フジテレビ「素顔のままで」「ロングバケーション」「空から降る一億の星」やTBS「愛していると言ってくれ」「ビューティフルライフ」「オレンジデイズ」など数々の名作を生み“ラブストーリーの神様”
と呼ばれるヒットメーカー・北川悦吏子氏(56)のオリジナル脚本。岐阜県と東京を舞台に、病気で左耳を失聴した楡野鈴愛(にれの・すずめ)が高度経済成長期の終わりから現代を七転び八起きで駆け抜ける姿を描く。
序盤はやや苦戦した視聴率も、第7週(5月14~19日)から直近の第19週(8月6~11日)まで週平均(ビデオリサーチ調べのデータを基に算出、関東地区)で13週連続大台超えと好調をキープしている。
北川氏が自身のツイッターを連日更新。視聴者とやり取りしてきた。放送中のドラマを執筆している脚本家と視聴者の直接交流は異例。「神回」予告や秘話・裏話で“副音声的”なドラマガイドの役割を担った。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180818-00000090-spnannex-ent
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