7日放送のフジテレビ系「バイキング」(月~金曜・前11時55分)では、暴力団との交友や助成金の不正疑惑などが問題視される日本ボクシング連盟の山根明会長(78)について特集した。
番組では、独自取材として“奈良判定”といわれる審判の不正疑惑について2人の証言を紹介した。
元審判A氏は「審判の不正指示があったかどうかは私の口からは言えない。しかし、審判が試合の採点をしていると、山根会長が後ろからのぞき込んできて、無言のプレッシャーをかけてくる」。
現役審判B氏は「山根会長から直接的な不正指示は受けていない。しかし、山根会長のひいきする選手に低い点を入れた審判は宿舎に帰って全員の前でどう喝された。結果、山根会長のひいきする選手を勝たせないといけないというプレッシャーになっている」とのコメントを紹介。
コメンテーターでタレントの安藤和津(70)は「(山根会長)本人は、自分は悪いことをしていない。弱い者いじめをしていないって言い切っているのは、本人にはそう。山根明が正義で、山根明が法律。世間一般の目なんてどこにもない。
『山根ワールド』に生きている人たちは、崇め奉って自分の利益になるように還元してもらって、おいしい汁をすっている。一番かわいそうなのは、ボクシングを愛する子どもたち、もっと親も声を上げないといけないと思う」と指摘した。
“奈良判定”は同連盟の山根会長の出身地・奈良県の選手に対する審判への不当な圧力に対する疑惑。2016年岩手国体では、岩手県の選手と奈良県の選手が対戦。岩手県の選手がダウンを2度奪い有利に見えたものの判定1―2で敗れた。山根会長は審判への圧力について否定している。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180807-00000168-sph-ent
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