「e―パレット」に見る変革の決意「自動車を作ることは当時多くの人が不可能だと考えていた。それでも決意した」。1月上旬に米ラスベガスで開かれた世界最大級の家電・IT見本市「CES」。
トヨタ自動車の豊田章男社長は会場内で開いた会見で、トヨタ自動車創業者で祖父の豊田喜一郎氏が約80年前に自動車事業を興したエピソードを披露した。会見の主役は次世代電気自動車(EV)の「e―パレットコンセプト」。豊田社長があえて初期のクルマづくりの思いに触れたのは、ある危機感があるからだ。
豊田社長が意識するのは、トヨタと米ゼネラルモーターズ(GM)の関係だ。GMが販売台数で世界首位となったのは1931年。その時、祖業の自動織機を手がけていたトヨタグループは自動車を作っていなかった。その後、GMが77年間維持した世界一の座を2008年に奪ったのがトヨタだった。
EVの米テスラや、同グーグルといったIT大手の自動運転車開発など自動車産業に参入する企業が現れ、激しく業界環境が変化する。これは、かつてトヨタが自動車事業に挑戦した時代と重なる。時を経て追われる立場となったトヨタは、過去に学び、現在の自らと向き合い生き残る答えを探している。
「私はトヨタを、クルマ会社を超えて人々のさまざまな移動を助ける会社、モビリティー・カンパニーへと変革することを決意しました」。豊田社長は一つの答えとしてe―パレットを提示した。
e―パレットはクルマを使った移動サービス「MaaS(マース)」専用のEV。低床・箱形で、荷室ユニットの数に応じて合計3サイズで全長4―7メートルを想定し、ライドシェア(相乗り)やホテル、小売店などビジネスパートナーの用途ごとに仕様を変更できる。他社が開発した自動運転の制御キットも搭載可能にしている。
連携した5社も多彩だ。電子商取引(EC)の米アマゾン・ドット・コムや配車サービスの中国・滴滴出行(ディーディーチューシン)と米ウーバー・テクノロジーズ、マツダ、そして宅配ピザチェーンの米ピザ・ハット。アマゾンやウーバーは豊田社長が新たなライバルとして名前を挙げる企業だ。ピザ・ハットは従来のトヨタなら協業するイメージが湧きにくい企業だろう。
e―パレットが示すのは、CASE(コネクテッド、自動運転、シェアリング、電動化)が自動車産業に同時に変革を促すインパクト。自動車業界だけでなく多くの業界を巻き込む。
トヨタは20年代前半にe―パレットをさまざまな地域でサービス実証し、20年の東京五輪・パラリンピックでは一部機能を搭載した車両を披露する。トヨタの描く未来がどんなものか、知る機会はさほど遠くない。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180421-00010007-newswitch-ind
みんなのコメント
適当な文章だな
遊びで乗る車はガソリン車が主流になる。何故ならモーターの様な乗り物はつまらんからだ。
最たるモノはバイクだ。ビッグVツインの振動と蹴り出すようなトルク感はモーターでは絶対出来ないからだ。
ゼロか全部かなどで考えるからおかしな事になるのだ。
もうあと2年しかない状況で、どうにかなるもんじゃないし…。
車輪のナイ車を考えよ!
ヒント:地面から浮く車!車輪は補助輪。
1人~2人乗りの車?
軽よりも下のクラスになるか知らんが大型化する一方で
個人向けの車作った方が良いんで無いか?
他の交通手段で十分だからと素直に答えたらキレられたことがある。
曰く、お前はなにも分かってない、ロマンがない云々。
ちゃんと回答できない辺り、実はこの人たちも、なぜ自分たちが欲しがっているのか分かってないのではないか?と思ったものだ。
カーメーカーさんならさすがに、欲しがる人はなぜ欲しがるのか、分かっているんだろう。私には理解できなくても、伝わる人には伝わっているんだろう。多分。
私には時間が無い。
富裕層以外は車を維持するのは無理でしょうね
あまり車に乗らなくなったから、維持費を考えるとカーシェアで充分。
うちらみたいな人が増えたら車屋は大変だろうなぁ。
レンジエクステンダーという物
ロータリーでどれだけ走行距離が伸びるのか
ガソリンエンジン製造即辞める位の決断が必要だ
今、キアやヒュンダイや中国メーカーがやたら力を付けてきているから
本当に要注意だ。
クオリティは高いし安いしって
PCやテレビ業界と同じ事が起こりそうで怖い。
金持ちの高級車以外 乗れれば良いやって人たちは
アジアの安い車に乗り始めて来ている。
特にアメリカの中流以下やヨーロッパの中流以下の町だと
ん?ってロゴ見るとキアとかヒュンダイが相当走っている。
中東でもそうだったし。
もう脅威と思えるほど売っているだろうから
日本メーカーも油断しないほうが良い。
あれを買うやつもどうかしてるけどな。
自動運転義務違反
という道交法が
2025年に施行される。
規模の大きい投資案件やハードルが高い先進技術、魅力的な共同開発がこれまで盛んに報じられてきたが、投資の刈り取りはできていない。内部留保が潤沢にあるためだろうが、他の自動車会社と比較して最近のトヨタのお金の使い方は本当に下手クソ。
トヨタが潰れると日本が滅びるという意見が多いが、トヨタ系のTier1サプライヤーはトヨタが潰れても生きていけるような経営にシフトしつつありますよ。
eパレットに関しては連携先が豪華なだけで、仮に市場形成できたとしても、自動車の製造および販売で得られるビジネスと比較すると1/1000程度しか稼げないはず。こんなことカッコ良くプレゼンする必要あるのか?
車の生産には、大きな工場用地、ロボット、人員、などで膨大な資金が必要になるので、新規参入ができない、これが今の自動車業界
ところがボディは鉄ではなく樹脂になり、車は3Dプリンターで製造される時代が来れば、ちょっとした資金があれば車を製造できる時代がやってくる
動力はモーターなので、何万という機械部品は不要になり、規格化されたモーターは、どのボディにも搭載できる
こんな未来で、今の自動車メーカが必要なわけない
未来を手に入れるのは、繊維(樹脂)、モーター、バッテリーのメーカーだ
ひょっとしてダイソンが車の大きなメーカーになっているかもしれない
今、できないことを可能にするメーカが勝つ
豊田喜一郎をリスペクトしています!
その意思を受け継いで頑張って!
石油使った発電所増設、インフラ整備しまくって結局それって意味あるの?って。。。
ハイブリットも結局ガソリン車のほうがコスパよくね?って感じだし
ガソリンエンジンで革新的技術が確立したほうが実現性がしっくりくる
お金が勿体ないなんて思考で進めば、何も買わないのが一番のエコだからさ、エコだの節約だの推進し続ければ誰も幸せになれない社会がまってるんじゃないの?「欲しがりません勝つまでは」と大差ないよ、勝つ時は二度とこないから
暖房だけでバッテリーが終わってしまう。そこで暖房だけ水素ガスを
使うとかしないと、ハイブリッドのようなガソリンエンジンの時代は
まだまだ続く。
全部机上なんだ…
哲学が浅すぎる…
トヨタ終わったな…
EVは家電と変わらなくなり、自動運転が発達すれば、自分で車を持つ意味もなくなり、必要な時に行きたい場所に行く、公共の乗り物と変わらない。
それこそ、カーシェアで十分。
業界自分達で、真綿で首を絞めているようなもんだ。