女優、創作あーちすととして活躍するのんさん。2年前に個人事務所「株式会社non」を立ち上げ、活躍の場を広げています。大勢をまとめるリーダーとして皆を巻き込み、やりたいことを実現する彼女の、仕事に対する思いを聞きました。
「のん」になって最も思い出に残っている仕事は?
のん、になってから、もうすぐ2年が経とうとしています。
「声の仕事が増えていますね」「活動がますます幅広くなっていますね」とか、いろんな反応をいただくのですが、私は相変わらず、です。
心に残っているのは、映画「この世界の片隅に」。主人公のすず役を務めたとても大切な作品で、原作を読んだときに、「絶対にやりたい!」と思ったんです。この作品は監督をはじめ、関わっている全員が、みんな同じ気持ちで作っている感覚がありました。
そのチームの思いが、ご覧いただいた皆さんにも伝わって、少しずつ、いろんなことに繋がっていったのかな、って思っています。
どんな仕事でも「私がやる意味」を考える
演技すること、声だけで表現すること、音楽を作ること、歌うこと、絵を描くこと……それぞれの仕事で、自分がどう身体を使うか、どういう方法で取り組むかはまったく違います。
そのつど、「自分ならどうするか」と考えながら、仕事に向き合っていくのですが、それによって自分自身が変化する、ということはありません。どんな仕事であっても、自分――のん、というひとりの人間――がやる意味は何なのか、それを研ぎ澄ませていくような感覚なんです。
「こんなことをしてみませんか?」と新しいお仕事にお声がけいただいたときは、自分がやってみて面白いかどうかを考えます。それから、私がやりたくないこと、やらなくてもいいことはやらない、ということも大切にしています。
たとえばキスシーンとか。それは、私じゃなくてもすてきな方がたくさんいらっしゃるから。でも、だいたい面白そうに思えるので、どんどん「やります!」とお答えしていたら、ちょっと忙しくなってしまいました(笑)。
昨年末に、YouTube Originalsで私が監督、脚本、出演する作品の撮影をしたんです。今、編集作業中なのですが、自分の意図や撮りたいイメージをスタッフの皆さんに伝えながら、どう動いてもらうのかを考えなくてはいけなくて……。ついつい気を張って、険しい顔になってしまいがちなので、「明るく声をかけなきゃ!」とハッとしました。現場が沈んでもいけないので。
ムードを大切にしながらも、良い仕事をするために、自分の考えははっきり言うようにしています。あやふやなことを言うとみんなバタバタしてしまう。その代わり、迷ったときは「ちょっと悩んでいるけれどどう思いますか?」って、素直に言っています。
でも、皆さん「のんと一緒に仕事をする」というのを面白がって協力してくださるので、エネルギーが真っ直ぐ目的地へ向かっていっている気がします。やりたいことはやりながらも、チームのみんなの生活のために支える役割もあるので、バランスを考えながら仕事をしています。
夢を口にする前にまず、やってみる
よく、「やりたいことを仕事にするにはどうしたらいいのですか」と聞かれることがあります。「夢を口にしてみたら、願いが叶う」なんて言いますけど、私の場合、口にする前に、やる。やってみる、という感じでした。
たとえば、音楽。もともと学生の頃、友だちとバンドを組んでいて、ギターを弾いていたんです。あの時のキラキラした、熱、みたいなのを思い出して、「あ! 音楽やりたい!」って思いました。それで、音楽をやるなら自分の曲も作らなきゃ、と思って、ぽつぽつ詞を書き留めて、初めて作ったのが「へーんなのっ」という曲です。
「歌詞」って、ちょっとトゲのあることやストレートなことをそのまま書いても、ごまかせちゃうのがいいですよね。「変なものは変だ」「変なのに好きだ」って、ごちゃ混ぜな思いが、歌になるとかわいく聴こえる。それがすごく気持ちいいです。
きちんとした知識があって曲を作っているわけではないので、自分の気持ちいいコード進行のまま、本当は音楽理論的にはちょっとおかしい部分もあったりするんですが、「これがいいね」っ て言ってもらえるときもあるので、そのまま突き進んでいます。
「苦手だな」とか、「難しいな」って思うことは多々ありますが、「やってもいいんだ」と思えれば……ほんの少しだけでも勇気が出せれば、実は、できないことはないんじゃないか、と気づきました。
怖いもの知らずで、「ご一緒してもらえませんか?」と勇気を出してみたら、錚々たるミュージシャンの方々が、曲を提供してくださったんです。初シングルでご一緒した高野寛さんはもちろん、4月に出るアルバムには矢野顕子さん、高橋幸宏さん……。「ダメもと」で声をかけてみたので、曲を書いていただけるなんてビックリしましたし、とても光栄でした。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180421-00010000-telling-life
みんなのコメント
プロは下手じゃダメ、とか言ってる人は、言葉の上っ面だけしか見ていないのでは。
周囲に流されず、自分でじっくり考えて進むこの人の生き方に、感心しています。
こういう事例がある以上芸能事務所にはタレントが活動する際の芸名を本名にした時のマイナス面なども説明して理解させる責任があると言える。ただ「ヘタクソだからやっちゃダメ」って、誰が決めるんだろうという疑問を芸能の仕事で言うのは違う。個人が個人の裁量で何をするのも人に迷惑を掛けなければいいがタレントとして商品となっている内は商品価値を維持するためにもやって良いかダメかは事務所や仕事の責任者が決めることであり、そういう事をわからずに言っていることが認識できていない事が一番ダメでしょう。
豚相手にブヒブヒ言っとけ
すごい良いこと言ってる。多くの人に届けるべき言葉。
この世界の片隅に
大ヒットした代表作が2作あるだけでも
本当はすごいのだけれど。
ほとんどの朝ドラ女優は朝ドラだけが大ヒットだけど
のんさんは、名前までなくして
それでも再び大ヒットを出した
ホント、キモいわ。
お客さんからお金をもらう職業とか、技術職だったら
ヘタクソはお断りだな。
もちろん現場で育てるというのはあるけど、
仕事への姿勢が、ね。
この人も本名使っちゃダメなんでしょ
ありえんだろ
本名が、パッとでてこない。。
元事務所の狙い通りに。。
それしか無いわな‥
「レプロの圧力が~~」商法を続けるのね(笑)
大手のCMスポンサーのみなさんが
「のんは使いたくない」と公表(週刊現代2018/4/7号より)しているにもかかわらず(哀)
のん信者や関係者、スタッフは、そんなにレプロが大好きなら、ぜひ
今、朝ドラで大注目、活躍中の古畑星夏ちゃんを
応援してあげよう(笑)
あと資金を出してくれるスポンサーに対してヘタクソだけど熱意だけは誰よりもありますと言う気か?ただやりたいってだけなら自分のお金でやってください。
下手したら自殺に見せかけて殺される
自分もよく言われる。上司曰く放牧中らしい。
受信料徴収しておいて、ニーズに応えないとかあり得ない。
入ったとはいっても芸能村に忖度する
テレビ局にはウンザリします
頑張って下さい、のんさん!
そこから出て実力勝負に出たんだったら、力をつけて勝負してコネだけのヘタクソどもを蹴散らさんと。
歌って、踊れて、演じて、監督して本書いて…なんてやってると、大手のゴリ押しがないとやって行けんぞ。
あえてそれを捨てて勝負に出たのだから、可愛いだけでなく本物を身に付けて勝ち上がって欲しいものです。
一皮剥けると化けますよ
振り込め詐欺の連中も、かぼちゃの馬車のオーナーも、結局ゼニを求めてる。
芸能人も芸能事務所も、しかり。
誰でも好きなことやればいいさ。
しかし貴女ほど知名度があれば、どんなにヘタクソな事でもお仕事になるでしょう。
今の貴女がそれを軽々しく口にしない方がよろしいんじゃないかと。
芸能界の闇そのもの!!
恐ろしい世界だ!!
この二年間で強くなったのを感じるわ
消されずに残るだろうね、この先
間に合わなかったか
応援してます。
応援するよ^_^
応援タダだし
素直に,のんさんのこと,応援したくなりました。