◇登録制で資金流入が加速
仮想通貨の代表格である「ビットコイン」の投資ブームが続いている。2017年は年初から12月のピークまでに20倍以上も価格が跳ね上がり、「買いが買いを呼ぶ」熱狂状態となった。だが1日で4割近くも急落するなどリスクの大きさも桁違い。「歴史的レベルに膨らんだバブル」(銀行系アナリスト)は、どこに向かうのか--。
「子どもの教育費の足しにしようと思って」。福井県に住む男性会社員(32)は2年前、当時1単位4万円だったビットコインを50万円分購入した。価値はじわじわ膨らみ、男性はビットコイン以外の仮想通貨まで投資先を広げた。気がつけばこれまで投じた投資約500万円に対し、保有する仮想通貨の時価総額は現在、1億円を超えた。昨年夏に仮想通貨がらみの投資話で100万円損したり、昨年末に4割もの相場暴落を経験したりもしたが、「仮想通貨はまだまだ上がる」とどこ吹く風だ。
ビットコイン価格は、17年に入って上昇に拍車がかかった。きっかけは、仮想通貨が購入できる国内の取引所が登録制となったことだ。日本に本拠を置いた世界最大規模の仮想通貨取引所が14年に破綻した「マウントゴックス事件」の影響で根強く残っていた警戒心が後退し、個人投資家のお金が流れ込んだ。
昨年8月以降は、ビットコインが新しいコインに枝分かれする「分裂」でいったん価格が不安定となっても持ち直す現象が繰り返された。分裂で1コイン当たりの価値が薄まるはずが、投機熱の後押しもあって価格が下がらず「分裂すればもうかるという思惑が生まれた」(市場関係者)。12月には米CMEグループなどの従来ある金融取引所が、将来売買する時の価格などをあらかじめ決める「先物取引」で取り扱いを始めたことで「ヘッジファンドなどプロの参入が増える」との見方から価格上昇が進んだ。
商機と見た企業の動きも活発化している。全体をコントロールする存在がないビットコインは、膨大な売買データを「マイナー(採掘者)」と呼ばれる事業者がネットワーク上に記録し取引を成立させている。その「労働」の対価として受け取れるビットコインを狙って現在は主に中国企業がマイナーを担うが、IT大手のGMOインターネットは昨年12月、安価な再生可能エネルギーが供給される北欧でマイナー事業を始めた。コンピューターを常時動かすマイナーは、電気代をどう抑えるかが収益性のカギを握るためだ。
SBIホールディングスやDMMドットコムといったネット企業も参入を表明。GMOの熊谷正寿社長は「初年度から事業は黒字になる」と意気込むが、参加者の増加で競争は激化している。
15年から2年間で100倍近いビットコインの価格上昇率。「これがバブルでないと言ったら何がバブルなのか」(三菱UFJリサーチ&コンサルティングの廉了主席研究員)との指摘もあるが、「誰にも適正価格はわからない以上、人々が『まだ上がる』と思う限りは上がる」(国内証券系エコノミスト)。先行きが誰にも分からない狂騒曲は、まだ続きそうだ。【横山三加子、小原擁】
◇警戒強める金融当局
価格が乱高下するビットコインに対し、各国の中央銀行や金融当局は警戒感を強めている。
「ビットコインは投機の手段となっており、チューリップバブルのようなものだ」。欧州中央銀行(ECB)のコンスタンシオ副総裁は昨年9月、ビットコインを400年近く前にチューリップ球根の価格が急騰したバブルになぞらえ警告した。イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長も同年12月13日、「投機的な資産で通貨の性質を持たない」と指摘。黒田東彦日銀総裁も同21日の記者会見で「投資ないし投機の対象」と続いた。黒田総裁の発言の翌日、国内大手取引所ビットフライヤーで前日の最高値から30%超値を下げた。
当局がけん制するのは、投資家保護の必要性に加え、ヘッジファンドなどの参入で市場規模がさらに膨らんだ場合、価格変動が従来の金融市場に波及する事態を懸念しているためだ。韓国当局は昨年12月、過剰な投機を抑制するため、取引所閉鎖を含めた規制を検討していると発表した。
仮想通貨を使って資金を集める「ICO(イニシャル・コイン・オファリング)」と呼ばれる手法の普及も各国当局の悩みの種だ。ICOはビットコインなど流通量の多い仮想通貨での出資を投資家に募り、見返りに「トークン」と呼ばれる独自の仮想通貨を発行する仕組み。素早く資金を集められる半面、規制の整備が遅れており、詐欺などの犯罪に遭うリスクがある。中国が昨年9月、ICOを全面禁止にしたほか、米証券取引委員会も同7月、株式並みの規制対象とする可能性を指摘した。
ビットコインの将来性は専門家でも意見は分かれる。米金融大手JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモン会長は、将来当局が規制に乗り出す可能性が高まるとみて「政府がいつの日か押しつぶすだろう」と冷ややかだ。一方、早稲田大大学院の岩村充教授(金融論)は「ビットコインから分裂した別のルールを持った仮想通貨が、従来ある法定通貨のライバルになる可能性がある」と指摘。楽天証券の窪田真之チーフ・ストラテジストは「価格がいつどの水準に収れんするかは、今後の当局の規制や通貨としての使い勝手の良さで決まる」と予測する。【宮川裕章、ワシントン清水憲司】
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180106-00000015-mai-bus_all
今年は税務署が徹底マークしているからキチンと申告した方がいいよ!
重加算税、そして追徴された日までの延滞利息が大変だよ!
オメデトーッ!
今からでも遅くないから!
無駄な記事
ビットコインは金ある奴しかできないから高値掴みするくらいならYでいい
そもそもビットコイン使える店とか知らんし、使えるとしても、日本円の方が使い勝手いいだろwwwwww
バブルは、バブルでしかないでしょ?
特に苦労をしないで手に入れたお金の使いかたは、結局はその人のセンスが問われるのだろう。
お金を使うか、お金に使われるかは大違い
暗号通貨よ、ありがとう。
お陰で少は親孝行が出来たと思うし、皆と楽しい思い出が作れたよ。
当局が力づくで潰してしまうと、失われた○十年の再来
になってしまうから、軟着陸を探っているんだろう。
そう思うと手を出す気にはなれない。
それに付随して消費される電力の無駄
ルンルンやで、こないなもんで儲かりまんねん。
定職もたんでも一生生きていけま。
でも問題は、仮想通貨の目的がないこと。目的なき商品って世の中で売れるかな?儲かるから買うという連続的な現象が止まった瞬間に価格は暴落して最終的に0になる。
店「コインで買ってくれたら9割引セール」やっても儲かる。
こんなの通貨と言える?
利確しなかったので、今は300万まで落ち込んでるけど。
それでもまだ売らない。
頑張れモナコイン!!
文句を言う前にやってみる事だ。
これからの2年はもう二度と来ない。
そんなものよりはよっぽど儲かるギャンブルですな
ゲームに課金するよりもよほど良い
子供銀行券に投資をしたい人が沢山いるから値段が上がっていく怖い世界だ。
そして最近の仮想通貨の動きを見ていると恐怖を覚える
今までに散々カモにされてきた日本人の保有率が恐ろしく高いし
儲かるという匂いを嗅ぎ付けたら貪欲にリスクをとるゴールドマンサックスもサブプライム危機にめげず参戦してきてるし…
そもそも誰が大量の仮想通貨を持っているのか?
その仕入れ値は幾らなのか?そして誰が主導権を握っているのか
まともな人なら一度味わった利益(含み益でも)からのマイナスは
それがたとえ原資よりも儲かっていようとしても損失を感るし
ましてや熱狂の中で冷静な判断を下せる人間がどれほど少ないのかは歴史を見れば一目瞭然で少しは学ばなければならない事だと思う
今更ビットでは利益が出ないので。
ビット含めて他の銘柄でも
今年上位ほとんどの銘柄の価値が上がっています。
僕も資産は3倍になりましたし、
昨年、一昨年に1万円投資した人とか
待ってただけで今は1億越してます。
リップルとかADAとかやばいですからね。
結果論とか言いつつも上がるのわかっててラットレースなわけで。
今年は最低10~100倍はいくと見込んでます。
1万円からでも遅くないですよ。
安い銘柄に1万円投資してあと数年待つだけなので。
短期トレードとか素人が手を出すのがもったいないわ。
1万円負けたとしても、そんな痛くないし
パチンコよりは絶対にマシ。
批判している人は
数年後に後悔するんだろうなあ。
で、やっている人がやってよかったと思う。
俺も
通貨の弱い国なんかが使えばいいんだよ!
投資は自己責任で。
手数料を取引所にとられ、儲かったら税金としてとられる。
株式売買よりも高い税金を支払う羽目になる。
色々な意味で各国政府が規制に入っても不思議ではない。マイニング事業を手掛ける企業の先見性を疑う。今は話題性で株価があがっているだけ。同様にバブル。そして、バブルはいつか弾けます、、、
ていうかコレ安定したレートでもないし
発行枚数圧倒的に少ないし定義的に通貨ってのどうなんだろ?
ま、やってる方々は承知でやってんだから、一夜にして文無しになっても文句言えないし、言わないだろう(笑)
仮想通貨、まだ日本人の1%しか持ってない。
まだ何も始まってないんだけど
なぜか、みんな、まだ仮想通貨を
理解してないようで笑える。
最近ではそのへんのおばちゃんまでもが話を聞きつけて参入しているという。
間違いない。
無知の素人やジジババが入りだしたら売り。
絶対に今から入るのは危険。
10、000円分支払ったつもりで15、000円の請求が来るとかになるのかな