【現役放送作家X氏の芸能界マル秘ウラ話】移動が多い芸能人は、新幹線の車内でトラブルに見舞われることも少なくない。
「おぎやはぎ」の矢作兼はウソみたいなトラブルに見舞われた。「窓際の席に座ってたら、ひじ掛けと窓の間から後ろに座ってた人の足が出てきたことがあったからね。
で、足が臭いの。これだけは『おい、マジかよ』って思って。ちょっと信じられなくて『正気か?』と。怖すぎて言えなかったけど。もう普通じゃないから」。常識のない乗客がいるものだ。
博多大吉がグリーン車で、たまっている原稿を書こうとした時のこと。隣にオジさんがやって来て、窓側に座っている大吉の頭上にあるフックに通路側から上着をかけてきたという。「気が付いたら、僕、オジさんとオジさんの洋服の間に挟まれているんですよ。
いいんですよ。でも、僕の認識ではフックは窓側の席の人のものだと思ってたから。でも違うんだ。これはどっちのものでもあるんだ、と。ただ、ひと言ない?
上着だから、明らかに僕の足に当たるんですよ。僕が原稿を書こうとしても、オジさんの上着が間に入っちゃうから。上着をシワにしちゃいけないからテーブルも出せないし、何もできなくなったんですよ」とご立腹だ。
判断に困るケースはほかにもある。今月、ホリエモンこと堀江貴文氏が新幹線での出来事をツイートした。
新幹線の座席を倒すときに断りを入れてくる乗客について「前の席のクソ野郎がおれが寛いでいるのにもかかわらず一々『席を倒していいですか?』とか聞いてきやがる。ウゼェ。勝手に倒せや。そうやって何でもかんでも保険かけようとすんなボケ」と。
確かに座席は倒して良いことになっているわけで、いちいち断りを入れる必要はないが、声をかけるのが礼儀という意見もある。この“リクライニング問題”について、劇団ひとりがツイッターである提案をした。
「最初から全席倒しておいて、起こしたい人だけ起こす、ってことにすれば皆が気を使わなくていいと思う」。同じ意見を松本人志、脚本家・三谷幸喜氏も過去にコメントしている。すでにこのシステムを採用している高速バスもあるそうだ。
矢作もこの問題について持論がある。「一番いいのは、申し訳なさそうに、ちょっとずつ、ちょっとだけ倒す。あれがもう言葉だよな。
『ガン』って全開に倒されると『なんだコイツ!』って思うもんね。『ここに弁当あったらどうすんだよ』って。だから、ゆっくり倒して。
『気を使って倒してくれてんな』ってこっちは思うもんな。それが多分、無言の気の使い方っていうかさ。だからいちいち声もかけなくていいよね」。細かな気遣いを望んでいる。
☆現役放送作家X氏=1967年、東京・神楽坂生まれ。23歳の時にラジオ番組で放送作家デビュー。現在はPTAから苦情が絶えない某人気バラエティー番組やドラマの脚本を手掛ける。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180728-00000042-tospoweb-ent
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