前大阪市長の橋下徹氏(49)が28日、自身のツイッターを更新。内戦下のシリアで武装組織に拘束され、3年4カ月ぶりに解放されたフリージャーナリストの安田純平さん(44)について言及し「安田氏自身が講じた安全対策は十分だったのか、それとも無謀だったのかの検証が必要」と訴えた。
さらに橋本氏は29日放送のフジテレビ「とくダネ!」(月~金曜前8・00)の生放送にも出演。「危険地域に出向いて取材することの意義ですが、これは絶対必要なことだと思います。
戦争、紛争は政府がウソの情報を流す実例は歴史上たくさんあるじゃないですか。そこで真実を暴いていくことがジャーナリストの使命だと思う」と前置きしながら、
「ジャーナリストさんの多くが英雄視していることは危険」と指摘。「危険地域の報道の意義をかえって弱めてしまうと思います」と持論を展開した。
「エベレストで軽装で登りに行くと、山登りのプロが『ふざけたことするな』って言うと思う」と続け、「意義は認めるけど、ジャーナリストの皆さんは英雄視ばかりするんじゃなくて、どういう装備でどのような取材をするべきかプロとして考えてもらいたい」とした。
さらに、「シリアの子どもたちを助けなければならないと言っておきながら、今回の行動でテロリストに有利な条件が渡されることによって、さらに弱者の命が奪われることがある」と補足し、
「正義をふりかざすのはいいけど、テロリストを利することが絶対あってはならないという意識をもって装備、準備をしなければならない。その部分は安田さんは素直に謝らなければならないと思います」と私見を述べた。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181029-00000084-spnannex-ent
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