高須クリニックの高須克弥院長(73)が16日、ツイッターを更新。母校である昭和大学医学部が一般入試で得点操作をしていた問題について、自身の見解を披露した。同大学が15日に会見を開き、医学部の2次試験で、現役受験生と1浪の受験生に対し一律に加点する得点操作をしていたこと、さらに、補欠者だった同大卒業生の親族を優先的に合格させていたケースがあったことを公表した。
この会見を受け、15日夜に更新したツイッターで「医師の家庭に育った学生は医師になる心構えができている。一次試験で学力がクリアーできているなら大学が見込んだ学生を選んでもいいではないか。
昭和大学の現役国家試験合格率は100%だよ」と自身の考えをつづっていた高須氏。一夜明けたこの日も、同問題に言及し「医学部は医師になるための教育を受ける場です。いい素質を持った学生を鍛えて良い医者に育てるのですから学力に加え素質や心構えを重視するのが正しいです。
医師になる心構えのない学生は研究者に向いています。医師免許はいりません。病人の役に立つ臨床医を育てるのが私立医学部の義務です」と持論を展開した。
また、「今回の文部科学省の指摘ですが、僕は不正ではないと思います」とし、文科省が「適切でない運用」と指摘したことに反論。「文部科学省が『不正だ』と言うから昭和大学執行部が『その認識はなかった』と言っているだけです」と私見を述べた。
これまでも医学部の不正入試について、ツイッター上で考えを伝えてきた高須氏。13日の投稿では「誰を入学させるかは大学に決めさせればよいではないか。文部科学相はおせっかいだと思います」とつぶやいていた。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181016-00000080-spnannex-ent
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