3日放送のTBSラジオ「荒川強啓デイ・キャッチ!」(月~金曜・後3時半)に、サッカー評論家のセルジオ越後氏(72)が生出演し、サッカー・ロシアW杯で決勝トーナメントに進出するも、ベルギーに2-3で敗れた日本代表を辛口批評した。セルジオ氏は、ベルギー戦を総括し「先に2点取るという想像もしなかっただろうし、続けて点を取って時間もかなりあったし、日本チームにどうしようどうしようという思いがあったんじゃないですか」とコメント。
「ベルギーは2点のビハインドになった瞬間に2人を交代したのに、日本は同点になってから交代選手を出した。そこの采配のタイミングと読みが思ったようにならなかったから試合後のインタビューで、西野監督は『何が足りなかったんでしょう』とか言っていたんじゃないですか。頭が真っ白になったんでしょう」と不快感を示した。
さらに「日本の両サイドバックが動けなくなってきたと見て、ベルギーは両サイドを代えた。日本は背が低い山口を入れたり、あまりスピードのない本田を入れたりとか、いつものパターンで前回よかったからとやってみたのが裏目に出た」と分析し、「結果的には惜敗だけど、内容的にはもっと大きな差があったんじゃないか」と厳しかった。
ベルギー戦で一番不調だったのは「大迫」といい、「彼はミスが多かった。決定的なチャンスでトラップミスしたり。“ハンパない”と言われているのは高校サッカーでの実力、世界のサッカーレベルでは違う」と指摘した。
「こんなに勝てない国なのに、辛口評論家はなんで僕だけなんですかね。スペインとかアルゼンチンとかドイツとかが、どれぐらい国内でボロクソに言われているか知らないと」と日本国内の姿勢を断じ、「強い国は負けたら慰めはない、日本は負けても慰めるから、やっぱり強くないということです」と話した。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180703-00000166-sph-ent
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