皆さんは子供の頃に見た映画で、妙に恐ろしくてトラウマになったシーンって……ありましたか?ジャンルは全然ホラーでもないのに、昔の映像は夜眠れなくなるほど強烈な場面やキャラクターが登場するものがよくありました。日本のオッサン世代なら記憶にあると思いますが、ACのTVコマーシャルとかあったじゃないですか。狙ったのか否か幼心に狂気を感じる、ああいうノリです。
io9のパントッツィー記者は、5歳のときに見たファンタジー映画『オズ』がトラウマだと言います。1939年の映画『オズの魔法使』の非公式な続編で、歌もなければ生首が並ぶ廊下が出てくるなど、全体的に様子がおかしい作品なのだとか。
彼女の心に深く刻まれた、そのトラウマ話を聞いてみましょう。
私は時として、子供向けの映画なのになんでこんなものが採用されたんだ?という作品を目にします。子供たちは恐れをなすだろうっていうものです。
私にそんな爪痕を残したのは1985年の映画『オズ』でした。脚本と監督は、アカデミー録音賞を二度、編集賞を一度受賞したウォルター・マーチ。主演は女子高生たちが魔女になる映画『ザ・クラフト』のフェアルザ・バルクが子役でドロシーを演じ、他にもホラー映画『キャリー』で母親を演じたパイパー・ローリー、『ウィロー』でバヴモーダ女王を演じたジーン・マーシュ、『エクソシスト3』でモーニング神父を演じたニコール・ウィリアムソンなど、名優たちが出演していました(画像は原文から)。
ですが映画は全体的にダークな雰囲気で、もう映画全部が十分に恐しいというのに……自分の首を、断首したコレクションと着せ替えることが好きなモンビ王女が登場します。彼女はドロシーを、切断した生首が並ぶ廊下を案内するシーンもあります。そして、特に私に悪夢をもたらしたのは両手足が車輪になったホイーラーズ。衣装デザインが不気味なだけでなく、ヘルメットにおぞましい顔が描かれている連中なのです。
この映画はただのファンタジー・ホラーに留まらず、セットに使われたのは1899年に建てられた精神病院。そのリアルさもダークっぷりに拍車をかけます。ショック療法で泣き叫ぶ患者がいる病院なのです。
そんなに恐ろしい映画なのにもかかわらず、子供の私はこれがクセになってしまい、親に何度もせがんでこの映画を見させて貰ったんです。そして図書館の使い古したコピーを手に入れて、今でも手元にある大好きな作品になったんです。
去年、誰かがこのドキュメンタリーを作ったそうなので、それを見るのを楽しみにしているんですよね。
ちなみに訳者の私が持つトラウマ体験は、イタリア映画『フェノミナ』で顔に蝿がたかって骸骨になるシーンと、中学生のときに音楽教師が授業をブッちぎって強制的に見せてくれた映画『死霊のはらわた』でした。特に腹から手が出るシーンを見たあとが給食の時間だったので、みんなケチャップのかかったミニオムレツに手を付けられなかったのが今でも苦い想い出です。
ほかにも真夏の怪奇特集みたいな番組でやっていたやつで、寝室の天板の隙間から覗く青白い女の顔と、ヒーロー特撮『電子戦隊デンジマン』の人が壁に埋まるシーンも長い間トラウマでしたね。それでもこのテの映像は、今大好きなジャンルなんですよねぇ。
皆さんもそうした作品があれば、ぜひとも教えてください!
Image: Titikul_B/Shutterstock.com
Jill Pantozzi – Gizmodo io9[原文]
(岡本玄介)
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180327-00010010-giz-sci
みんなのコメント
たまたま水飴を食べてたからしばらく水飴が苦手に…。
昔は留守番しながら、TV映画をよく見たものだが、怖い映画も沢山あった
これは医療ドラマだった筈だけど、幼女が破傷風にかかってしまう話。異様に怖かった
これを見て、成人になるまで絶対にバイクには乗らないと思った。いま原付があるけど、買い物の足代わりで使う程度。
あとガメラかなんかに出てきたヘドラの映画。
それと初期の頃のゲゲゲの鬼太郎…とにかく怖かった。オシッコ漏らさなくて本当によかったよ(笑)
あの映画のせいで水が怖くなった。子供の頃は風呂や水洗トイレの水でさえ怖くてたまらんかったw
見えない水面下から突然襲いかかってくる!・・・というのが怖かったなぁ。
日本国民は、いや現代人は今もう一度この映画を見直すべきかもしれない。
未だにたまに思い出して嫌な気分になるのは
ラスト5分か10分かくらいだけ観た…知的障害があるっぽい弟とその面倒を看ている兄の兄弟と老人の遣り取りが悲しかった。マヨネーズつらい。
後『風と共に去りぬ』かそれに似た題名のアニメ。核のネタのヤツ。
恐かったのは
TVドラマだと思うけど『禁じられたマリコ』とか、そんな題名じゃなかったかと思うけど。
岡田有希子さんが出てたヤツ…超能力がどうとかこうとかいう内容だと思う(結構小さい頃の記憶なので自信ないけど)。
あれは怖かった印象はあるなぁ。
『八甲田山』。
大人になってから観たけど…嘘。途中までしか観てない。
でも二度と観ない。恐い…。
氷の微笑やなあ。
オンナが上ちゅうのがええわあ。
頭から恐かったけど、男性の声でタイトルが読み上げられる所が恐怖のピークだった。
大人になってからYouTubeで当時のCM見たけど、恐くはなかったけど何か気味が悪かった。
小学一年か二年の時公民館で見た
内容は皆さんご存知の通りトラウマポイントの嵐ですわ
映画見た後親が遅くまで起きてるうちにキョンシーに連れてってもらおうって言ってまじ泣きしてすぐに布団に入ったのを今でも思い出すな
日活ロマンポルノ
背徳感は、あの看板が教えてくれた。
題名に反して、救い用のない内容の代物だったんだけど、誰か覚えてる人いるかな?
若かりしジョニー・デップさんが
ベッドの中へ引きずり込まれ・・
自分は布団だったが、寝るのが怖くなりました
あとテレビから出てくるヤツ。そういや今のテレビは砂嵐がないんだな…
あとはsaw(ソウ)かな。
人狼ゲームも見せたらあかんと思う。
目を自分で直してる所とか
ウォー・ゲームも
怖い、ゲームと思って遊んでたのが
軍のコンピュータで核戦争になりそ
うになる、まじ怖かったよ
後カランバーと言う映画のCMが
怖かった、腕を切ってる所から
はじまるんだよ、あれはやばかった。
デットリーフレンドもヤバィ
こんな映画学校から帰って来ると
普通に放送してるんだから
今はホラー大好きだけどね
トラウマになりそうなのばかり。共感します。
あとは小さい頃に見たんだけど、アメリカの学生が夏休みに旅行する猟奇殺人系の映画でスローソンさんっていう名前のおじさんが出てくるやつ。ラストシーンも衝撃的だったんだけど題名を思い出せない。どなたか教えてください。
あれ見てから7階以上の場所に行くと今でもドキドキする…
私は何の映画かわかりませんが幽霊船?みたいなのが舞台で
殺した人から金歯を取るシーンが怖かったです
フライングキラーだったかな?魚が襲ってくるやつ
トビウオを見ると思い出します
あとはベタですが花金・・・ではなく13金
湖沿いのキャンプは怖いw
昔の金田一ものや鬼畜、この子の七つのお祝いになどは
日本独特の雰囲気がやっぱり怖かったですね
西村晃さん主演のマタギの映画。
親の映画鑑賞に付き合わされた私には
幼かったから内容はさっぱりなんだけど
映像の迫力と会館の適度な古さ(笑)が
いい雰囲気を醸し出してて怖く感じた。
アメリカとソ連がなにかのはずみでまちがえて核ミサイルのボタンを押してしまい、ミサイル飛んでいく間に撃墜したり自爆させたりしてなんとか食い止めようとするんだけど、どうしてもモスクワに1発着弾することが判明、全面核戦争を避けるために、じゃあ、ソ連も1発だけ撃っていいよということになり、アメリカのワシントンだったかニューヨークだったかに1発落とすことになる。モスクワのアメリカ大使に、かくかくシカジカで、、、っていう電話をしている後ろでミサイルの風切音が聞こえてきてブツ!っていうやつ。
子どもの時のある年の大晦日の夜中にやってて、親と一緒に夜更かししてみてたけど、怖すぎて初夢は当然うなされた。
日本兵の死体が積み重なっているシーン。
あらためて調べたら、児童向け作品なんだそうな。
ただ、全編通して非常に美しい作り方の映画だと思いました。…俺って変なんですかね(笑)
自宅で大量のキョンシーに追いかけ回される夢を見て、今でも内容を覚えてます…
あとハムナプトラの虫に襲われるシーンはぞわぞわしたなぁ。
サスペリア(儀式!赤い色調!金属音的な音楽!)
エクソシスト(緑色のゲロ!首が回転!)
この子の七つのお祝いに(日本人形!赤い色調!岸田今日子の顔!)
ソドムの市(変態映画!!別の意味でトラウマ)
イレイザーヘッド(内容が理解不能!鶏肉もキモい!)
大人になってから見たら面白かったけど、子供の時は恐ろしくて、怪しげなボードゲームが落ちてても絶対拾わないようにしようと思っていた。
無人なのにひとりでに動き出して、どんどん人間を引き殺していく。結末はわすれちゃったけど、逃げても隠れてもどこまでもおってきて、壊滅的な破壊力にひどく怖かったのを覚えている。
雪国だったので、冬の夜遅くに♪フォァンフォァン♪って、マイナー調に響くサイレン(?)をならしながら通る除雪ブルドーザーがリアルに怖かった。
へそが茶を沸かすどころか笑いすぎてねじ切れて死ぬかと恐怖した
『大サタン』の復活の為に建てた『悪魔の塔』の周囲2キロに住む13人の10歳の子どもを生贄にするというのが、子供のとき観た中で怖いと感じた。そしてその生贄に選定された子供の家には髑髏と蛇が描かれた札を貼り付けるというくだりに、子供心にぞくっときたのを今でも覚えています。
「遊星からの物体X]の生首からカニの様な脚が生えて歩き出したのも衝撃だった。
「エクソシスト」の少女の首が180度回転して、緑色のゲロを吐いたのもビックリした。