世界選手権団体戦第7日(5日、スウェーデン・ハルムスタード)2年に1度行われる大会。47年ぶり9度目の優勝を目指した女子の日本は決勝で中国に1-3で敗れ、3大会連続の銀メダルだった。中国は4大会連続21度目の優勝。
日本は第1試合で伊藤美誠(17)=スターツ=が劉詩●(=雨かんむりに文の旧字体)(27)に3-2で競り勝った。第2試合は平野美宇(18)=日本生命=が昨年の世界女王、丁寧(27)に0-3で敗れ、第3試合で石川佳純(25)=全農=が朱雨玲(23)にストレート負け。第4試合は再び出場した平野が劉詩●(=雨かんむりに文の旧字体)に0-3で屈した。
またも中国の壁に阻まれた。日本は第1試合で伊藤が大金星を挙げたが、後が続かなかった。
「すごく悔しい。必ずリベンジしたい」。主将として引っ張った石川がまなじりを決した。
第1試合は世界ランク7位の伊藤が、同10位の劉詩●(=雨かんむりに文の旧字体)と対戦。五輪などで中国の中心として数々の栄光に輝いてきた相手は、対日本選手37連勝中の難敵だったが、伊藤はひるまず第1ゲームを先取。
第2、3ゲームを奪われても攻撃的なプレーで流れを奪い返す。最終第5ゲーム、2度のマッチポイントをしのいでジュースに持ち込み勝ちきると、しゃがみ込んでのガッツポーズだ。
「苦しい練習をやってきてよかった」。伊藤は涙を流した。
だが、第2試合では世界6位の平野が、リオデジャネイロ五輪金メダルの丁寧に、3番手の石川も世界2位の朱雨玲に敗れた。後がない第4試合では平野が劉にストレート負け。好調の伊藤に2度目の出番は回ってこなかった。
2012年ロンドン五輪の銀メダル以降、世界選手権で31年ぶりに決勝に進んだ14年東京大会、前回16年クアラルンプール大会や14年仁川アジア大会と、いずれも決勝で中国に阻まれてきた。今回も悲願の打倒・中国はならなかったが、先行してプレッシャーを与える戦いはできた。
「今度は日本が中国を倒すという思いでやりたい」と伊藤。2年後に迫る東京五輪でのリベンジと金メダルに照準を合わせた。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180506-00000013-sanspo-spo
みんなのコメント
2年後には、また新たな戦力が台頭するだろう。
次は勝てるぞ!
あんな強打を返してくるのは中国選手ぐらい
でも昨日の試合見て今までより確実にレベルの差は小さくなってるのは確か
とりあえずお疲れ様
この悔しさが必ずさらなる強さに変えると思う。東京オリンピック最高のリベンジ戦!楽しみです。頑張って下さい!
日本女子は日本男子レベルのスピードの中で練習するなどしてもう1段レベルアップしないと2年後も厳しい気がした。
防御から攻撃への転換能力、凡ミスの少なさ、一球一球の球の威力において圧倒的に男女とも中国選手の方が勝っているのは見れば分かる筈。
卓球の現実をよく知らない人にこういう事実を隠して金だ世界一だと騒ぎ立て、挙句の果てに視聴者をガッカリさせるのは感心しない。
男子も女子も今のままでは五輪での金メダルはむずかしい。実力は伯仲していても上述の部分での日中の差が大きい。現実から目をそらして天国を夢想するのは勝手だが、これは現実の国際情勢から目をそらして護憲だ平和だと喚いているに等しい。もっと現実に向き合わなければ。それは政治もスポーツも同じだ。
ただ戦った石川選手、伊藤選手、平野選手にはよく戦いました、とねぎらってあげたいです。
敗因はただ一つ、それは戦う順番を入れ替えた事。今まで勝ち進んできたものを自ら変えた。この弱気を見透かされたと言うことでしょう。
平野は才能豊かであることは間違いないが、まだまだメンタルが弱いようだ。若いのでこれから。
石川は若いメンバーをまとめる大役を果たしたし、粘り強い戦いは立派だった。ただ、今後の伸びしろは期待できないのではないか。世代交代の時期かも。
フィジカルを鍛えないと
線が細すぎるから
厳しよね
特に伊藤さん、最後のマッチポイントの時、大変な場面だったのに、とても美しい顔をしていて、印象的でした。お疲れさまでした!
とても良い試合でした。
感謝
勝つためにはなんでもやる。
あくどいぞ。
選手のこういうコメント読んだら僅差で金メダル逃したと思うがちだが、
実際試合みてたら金銀の差は天から地までの距離でした。
でも良く頑張ったと思う、次社会復帰な。
ピンで留めまくるか、ベリーショートにしたら。
層の厚さが天と地ぐらいあんじゃん
最も伸び代があるのは、彼女であることは間違いない。まだまだ荒削りだが、ゾーンに入ったときの強さは物凄い!
但し、強弱感が足りないね。これから経験を積み、駆け引きなどを身につけたときにランクアップするだろう。
天然?の彼女に期待したいね!
実力で中国に勝てるレベルにないのに騙されてテレビを見せられる。
努力は必要だが中国のような選別、養成は始まってまだ間もない。
二十歳以下の世代に期待するしかない。
その中国選手に勝つには、本当に卓球に100%命を預ける覚悟がなければ、難しいでしょうね。
どうしても日本選手には、まだまだ卓球以外でも心を置ける部分が、中国選手よりは多くあるからね。
おそらく、永遠にリベンジというワードからは、抜け出せないでしょうね。悔し涙の後には素敵な仲間のフォローも待ってるから。
日本の女子卓球はかつてない程黄金世代かもしれないけど、中国の壁が厚すぎるな。
むこうからしたら国技かも知らんから仕方ないが
あの気持ちの強さ、見習わなくては。