19歳でデビューし、「土曜の夜はパラダイス」「う、ふ、ふ、ふ、」など、時代の空気をすくい上げたようなポップな楽曲で、大ヒットを連発した。毎日がめまぐるしく過ぎていた1987年。その日はサザンオールスターズ・桑田佳祐さんのラジオ番組にゲスト出演の予定だった。
外出の準備をしていたら、玄関のチャイムが鳴った。ドアを開けると母親が立っていた。幼児期から、自分への虐待を重ねてきた手には、包丁が握られていた。
「やめて――」。大声を上げたものの、母親は真顔で自分に切りつけてきた。
「本当に死を覚悟しました」と振り返る。
なんとか母親を振り切って、タクシーで所属レコード会社に逃げ込んだ。そこに、今度は父親から電話がかかってきた。
「そちらの所属アーティスト、EPOの父親だが、娘から自分の妻が暴行を受け、けがをした。警察に連絡すると本人に伝えてくれ」
加害者が被害者から暴行されたと、正反対のウソをつく――。しかも、母親と娘の間柄で。
「それを聞いた瞬間、自分自身が壊れました。過呼吸になり、意識を失っちゃったんです」
救急車で運ばれ、そのまま病院のベッドで眠り続けた。急性ストレス障害だった。
恐怖におびえた日々、自分を責め続けて大人に
救急搬送された病院で意識が戻ったのは2日後。「急性ストレス障害は一過性のもの。今は心を休めなさい」との医師の言葉に従い、短い休養を取った。
症状は回復し、仕事に復帰したが、心の傷は癒えない。娘が暴力を振るったという母親の虚言を妄信し、当初は自分を責めた父親への絶望感も残った。
母親のうそ、被害妄想、言葉の暴力などの虐待は、子どもの頃から日常的だった。恐怖におびえて、気が休まる時がなかった。
「母は精神疾患の境界性パーソナリティー障害でした。同性が大嫌い。女で生まれた私が脅威だったようでした」
鏡を見て、身なりを直した瞬間に激しく殴られた。小学生までは、男子のように髪の毛を刈り上げられた。
境界性パーソナリティー障害を持つ人は、感情や行動が不安定になりがちだが、誰もが攻撃的なわけではない。母親の場合、幻覚、幻聴、思い込みなどが高じて、娘への虐待という形で表れた。
このような環境で育つと、「怒られるのは私が悪かったから」と常に自分を責める子どもが多い。「自分の存在を肯定できないまま、私は大人になったのです」
一方、高校生で活動を始めた音楽では、周囲の人間関係に恵まれ、気がつくと人気歌手になっていた。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190105-00010000-yomidr-ent
ネットの反応
今でこそネットでこういうことはあるものだと周知されてきてはいるけど、以前は本でしか知ることができなかった。
自分は「毒になる親」って本で血縁であっても絶ちきることを学んだけど、それでも周囲は親なのにとか、こっちを責めるんだよね。
そういう人には、本当に罪悪感を捨てて前に進んで欲しいし、与えられなかった家庭での愛情を、自分が与えられる家庭を築いてほしいと心底思う。
EPOさんのお母さんは、精神疾患からの行動だったのでしょうね。暴力まであれば、子どもの頃は理解できず苦しかったでしょう。
家は、疾患ではないものの、毒母でした、
大人になってからは、支配と依存
優しくしないと泣く。
自分が大人になったから、がまんできるが、85になる母が、50の娘のバックやら財布やらを、こっそりのぞいたりしてる(笑)バレてるからと思う。いっそ、早く死んでくれと思った事も多々あります。
年をとったので、最近は、扱いやすいが…
実の両親であっても、離れるほうがよい時もあるのです。
私も違った意味での、母からの、依頼心が強く、働き始めてから、仕送りしてるし、結婚し無職になっても、お金の請求はして来る、私達の生活に入って来ては、好き放題に遊んで行き、
この人も美人だし母親も美人だったんだろうけど、人格障害の毒母親に美人が多いのは何故なんだろう。
美人だから頭がおかしくても矯正されず許されていた、
凄くよくわかる。私も母とは縁切って連絡たってから、初めてほんとうの自分になれた気がするから。母子は母が自分の所有物と子供を見るような人だと本当にがんじがらめで逃げ場がなくなる。
実の親だと、縁を切るのを、罪悪感が邪魔するんだよね。
死にそうになりつつも、「自分」を確立出来るのは、40代過ぎる。でも、縁が切れて良かった。
うちも、父親は完全に母にだまされてた。包丁まではいかなかったから、まだマシなのかな、母のお手製ムチで叩かれたけどね。
あの母親の憎しみに満ちた般若の顔は、今でも忘れない。
同じことを家内から受けています。epoさんは解放され新たな門出が出来たとのことで本当に良かった。これまで多くの人を癒してくれたのだからどうか安らかな日々を手にして欲しい。
与えてもらえなかったから、いつかは与えてもらえる。いつかきっと、受け入れてもらえる。だって、私の親だから。
そう言い聞かせて、来ないいつかを待ち望む。本当は、そんな親、とっくに捨てて良いのにね。でも捨てられない。
私も、もう亡くなっていないのに、ずっと捨てることができない。捨てても誰にも責められないのにね。死んじゃってるから、もう、話をすることも、与えてもらうこともできないのにね。
これは父親も悪いね。妻がおかしい事、
娘が困窮してる事、
すべてを見逃してたって事だもんね。
初対面なんかでも、おかしい人って、
見てれば分かるのに。。。
逃げて正解。音楽の才能があってよかった。
これからも素敵な曲作ってください。
催眠療法、がうまくいってよかった、と思った
ジャガー横田かと思った
いろんな環境の人がいて。
私は、お見合い結婚して我子といたさあまりに目まぐるしく働き、本当に辛く。今でも涙がでて、働け働け。そう、義理父親さんに、追いかけまわされ、おそいかかって来た。今でも辛く悲しく怖く思う。トラウマです。
なんか涙が出ました
まだ虐待とか毒親含めて法は家庭に入らずというか実母との隔絶など有り得ないのが前提の時代でしたからね
ボーダーの人がお母さんというのはキツイね
子どもはたまったもんじゃない
うわぁ…酷い母親~!妬ましかったのですね。
EPOさんの 若さとか まだ10代の 幾らでも やり直しの効く 無限の可能性が。プラス 自分からEPOさんが 手の届かない 離れてゆくのが 嫌だったのだと思います。
EPOさん、のんびりと頑張れ!応援してます。久しぶりにあなたの曲聞きたいな。
私の母も境界性人格障害でした。
被害妄想、虚言癖、激しい暴力・・・私は長年うつ病の治療が必要になりました。
母は今、70代ですが残念ながら性格は変わりませんでした。
特別養護老人ホームに入り、虚言癖を繰り返し、認知症患者として扱われています。
自分の親を諦めるのは辛いことですが、諦めて縁を切ることしか解決が無いこともあります。
自分の母も急にキレることがあります。
子供の時はしつけなんだと思っていましたが、大人になってからは人格否定。私の友達や恋人もすべて否定。
母の看病や、母の両親の看病もして媚を売っていましたが
それでもダメでした。
この記事をよんで、はじめて自分が悪いだけじゃないのかと思えました。母を憎んでいるけど、精神疾患のような病気なのかもと思えると許せそうな自分もいます。
つらい過去をお話してくれたEPOさんに感謝致します。
他のニュースサイトは利用してませんが、ヤフーニュースは所謂『毒親』に関する情報が頻繁に目に入り、私はすごく助かっています。
もしかしたら周りにも同じ境遇の人がいるのかもしれませんが、やはりあまり公にはしにくいこと…実際どうすればいいのか、他の人はどうしてるのか、幸せになれるのか等々知りたいことだらけなのに聞けません。
でも、こうやってニュースにしてもらえると色々知れる上に、コメントからもたくさん情報を得ることができます。
ありがとうございます。
私も絶縁の決断をするのに47年を要しました。今は穏やかな毎日を過ごしています。しかし本当の意味で人生を取り戻すのは多分他界してからでしょうね。
一方で人とは違う才能を生み出すのも、そういった環境である様にも思います。
EPOさんの様に絶大な才能であれば、それに救われる部分もあるかと思いますが中途半端な才能だった場合は一般社会にも馴染めず居場所のない地獄の様な人生になります。
病んでますなー。ママ
あのEPOさんの曲からは想像もつかない今だから話せる現実があったとは!
何か、異常性を感じます。
書いてあることはEPOさんの一方的な主張であり、母親からの意見がないので信憑性に欠けます。
また、今になって身内への批判をマスコミに売るのか理解できません。
母親からの反論も未確認のまま、一方的な主張に踊らされて評論しているコメントも異常です。
同じような事で、俺は20間拘留。全て俺が悪い。となりました。認知症と言えども母親。
世間はわからないよ。身の潔白なんてさらさら無い。しかし、あの言動は本心かと悩んだ。
epoさん、大好きだった。みんな人生の中で大変な時期が必ずあるんだなぁと。実感。
ポップなEPOが好きだった私としては、どうしてどんどんメロウな音楽になっちゃうんだろうと残念な思いでいました。
しかし、こんなことを抱えていたと知り、大変申し訳ない気持ちでいっぱいです。
新しい気持ちで、もう一度聴きなおそうと思いました。
映画化決定!
EPO、浜辺美波
母親、吉田羊
父親、杉本哲太
こんな親は守る必要ない
さっさと離れて自分の新しい人生を
楽しんだ方がいい
日本という国は家庭はアンタッチャブル。子供は親の物扱い。ここで書かれているような子の虐待は完全放置。離婚後単独親権など、最たるものです。告白した彼女の勇気に拍手です。