漫才コンビ、爆笑問題の太田光(53)が、日大に「裏口入学」していたとの疑惑を8日発売の「週刊新潮」が報じた。妻で所属事務所社長の太田光代氏(54)は夕刊フジの取材に「事実無根」と否定し、新潮社への告訴も検討すると激怒。太田もラジオで猛反論した。
「新潮社に恨みを買うようなことはしてきてないですし、太田も最初の小説とか書いてるし、お付き合いのある会社だから丁寧に対応してきたんですけど、これだけはどうしようもない。刑事、民事両方で訴えを準備しています」
光代社長はこう憤る。
太田は1984年に日大芸術学部演劇学科に入学し、翌年に中退したが、週刊新潮は《爆笑問題「太田光」を日大に裏口入学させた父の溺愛》という5ページにわたる記事を掲載した。
記事では太田は高校時代、日大芸術学部を志望していたが、《実力ではとても受からないと考えた》という父の三郎氏は、各大学への進学を斡旋する「裏口入学ネットワーク」の関係者に接触したと報じている。三郎氏は「裏口入学」の対価として800万円を支払ったといい、試験前日にはホテルで《日大の現役教員が直接指導して本番に臨む「缶詰作戦」が発案された》とも報じた。
「太田1人を合格にするとあまりに露骨なので、補欠合格者として他にも5~6人くらい一緒に名を連ねることにした」という関係者の証言も紹介されている。
「ちょっとひどいのはお父さんのことが書いてあること。お父さんは人格的にもそういうことは絶対嫌い」と光代社長。内装会社を営み、「叙々苑」の内装と共にロゴも担ったという三郎さんは2012年に死去した。
太田は8日未明に放送されたTBSラジオ「JUNK爆笑問題カーボーイ」で、番組冒頭から「週刊新潮、バカヤロー、この野郎、てめえ。なんだこの記事はよお。誰が裏口入学だ、この野郎。ふざけんな、バカヤロー。あのバカ学校に裏口入学するわけねえだろ」と憤慨した。
高校時代には、模試の国語で学年4位になるなど「地頭はよかった」と強調、一方で日芸の映画学科には2次試験で落ちているとして裏口入学を否定、「ホテル監禁はないですよ」と缶詰作戦もなかったとまくし立てた。
新潮では三郎氏が《息子、バカなんです。バカなんです》と話したと関係者の証言が出ているが、太田は「うちの親父はこんなしゃべり方を他人にするようなことは絶対になかったし、へりくだるような人ではなかった」と述べ、
新潮に証言したという「関係者」に「公開討論でもいい」「隠密でもいいから会いたい」と語気を強めた。
太田は裏口入学疑惑について新潮の直撃に「田中(英寿・日大)理事長が言ってんの?」と笑わせたというが、新たな日大問題となるのか。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180808-00000014-ykf-ent
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