人気アイドルグループNEWSの小山慶一郎(34)、加藤シゲアキ(30)の未成年女性との飲酒騒動が波紋を広げている。小山が謹慎20日で復帰する中、手越祐也(30)にも同様の疑惑が浮上。NHKが異例の苦言を呈する一方、最大の“被害者”である日本テレビが沈黙するのは、口を出せない理由があるからだ。日テレの情報番組でキャスターを務めていた小山を“文春砲”が直撃したのは今月7日。「週刊文春」の報道に、小山は「未成年とは知らなかった」と釈明して謝罪し、活動を自粛(27日に再開)。同席した加藤も所属事務所から厳重注意を受けた。
さらに14日発売の同誌はやはりNEWSメンバーの手越にも未成年女性との飲酒疑惑があると報じたのだ。
一連の騒動にNHKの木田幸紀放送総局長が20日、定例会見で「事務所が責任をもってコンプライアンスとか、教育を徹底していただきたい。タレント、アイドルである前に社会人ですので、自覚と責任を果たしていくよう指導をお願いしたい」と異例の苦言を呈したのだった。
同局は、元「TOKIO」の山口達也(46)の強制わいせつ事件で、山口がMCを務めていたEテレ「Rの法則」が打ち切りに。さらに小山と加藤の騒動で、NEWSが司会を務めるBSプレミアム「ザ少年倶楽部プレミアム」も影響を受けるなど、多大な被害を受けたことが苦言につながったようだが、その一方で静観視しているのが日テレだ。
小山は夕方の情報番組「news every.」のキャスターを務めていたばかりか、手越は同局のサッカーW杯のメーンキャスターを務め、NEWSの新曲がW杯関連番組のテーマ曲になっていた。それなりの被害を被ったはずだが、その事情を同局の情報番組スタッフはこう語る。
「ウチはジャニーズの看板タレントの1人である櫻井翔さんがここ数年、『ZEWS ZERO』や五輪番組でキャスターを務めたり、所属タレントが毎年恒例の『24時間テレビ』のメーンパーソナリティーを務めたりと太いパイプがあるだけでなく、手越さんの騒動の現場に局アナのラルフ鈴木がいたと報じられたことも大きい」
ラルフ鈴木こと鈴木崇司アナ(44)は、手越とともに同局のW杯番組に出演しているが、「自局の男性アナも未成年女性との酒席に同席していたとなれば、ウチもジャニーズさんに強く抗議はできないですからね。この秋には何らかの処分があるのではとささやかれていますよ」(同スタッフ)。
W杯終了後に動きがあるのだろうか。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180630-00000004-ykf-ent
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