歌手のASKA(60)が5日、東京国際フォーラムで全国ツアーの初日公演をスタートさせた。ASKAがコンサートを行うのは13年3月以来5年ぶりで、2014年5月に覚せい剤取締法違反で逮捕されて以降、初めて。
満員のファン5000人の拍手で迎えられ、右手を掲げながら登場。アゴや首のあたりや、お腹周りなどが、事件前に比べふっくらした印象。
情熱的に3曲を歌い終えた後、客席に深々とお辞儀した。顔を上げると、タレント・IKKOの物まねで「お待たせ~!」とハイテンションに第一声。さらに「どんだけ~!」「まぼろし~!」とたたみかけ、笑いを誘った。
その後、「約5年ぶりになるのかな、ステージに立つのは」と感慨に浸ると、客席から「お帰り~!」の声援を浴びて満足げ。「どうか同じ空間を最高のものにして、同じ出口に出てタッチできるよう、お付き合い頂けたら」と呼びかけた。
今回のツアーではポップス&ロックとクラシック音楽を融合。オーケストラの演奏をバックに「はじまりはいつも雨」などのソロ曲に加え、
CHAGE and ASKAの大ヒット曲「SAY YES」も披露した。ツアーは東京公演を皮切りに大阪、仙台、西宮、京都、札幌、横浜、福岡、静岡で全11公演を実施する。
ASKAは14年9月、懲役3年執行猶予4年の判決を受けた。執行猶予中の16年11月28日に警視庁が覚醒剤取締法違反(使用)の疑いで逮捕したが、同12月19日に嫌疑不十分で不起訴処分となっていた。
今年9月27日に4年の執行猶予期間が明け、音楽活動を本格化させた。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181105-00000118-dal-ent
ネットの反応