昨年夏に女優の高畑充希が主演して話題を呼んだ日本テレビ系連続ドラマ『過保護のカホコ』が、9月19日にスペシャルドラマ『過保護のカホコ~2018 ラブ&ドリーム~』(後9:00)として復活することがわかった。
連ドラから1年後を舞台に周囲の庇護から卒業し、めでたく想い人のハジメこと麦野初(竹内涼真)と結婚したカホコ(高畑)が、大切な人のために奮闘する姿を描く。
同ドラマは、『女王の教室』『家政婦のミタ』(ともに日テレ)を手がけた脚本家・遊川和彦氏によるオリジナル作品。最強の箱入り娘・カホコとそれを見守る美大生・ハジメの恋と成長を描いた物語。「こんなの初めて」
「すっばらしい」の口癖と超絶ピュアなカホコをはじめ、周囲の人々の個性的なキャラクター、心温まるストーリーが支持され、最終回では自己最高の平均視聴率14.3%を記録した(関東地区、ビデオリサーチ調べ)。
約1年ぶりにカホコを演じることとなった高畑は「去年の夏は、私にとって奇跡のような夏でした。大切な思い出過ぎて、鍵をかけて奥の奥にしまっていたのですが、またそれを引っ張り出してくる時が来たみたい。すごくドキドキしています。
ソワソワもしています。心臓出そう」とコメント。「大好きな初くんやママパパ、家族のみんなにまた会えるのが、とにかく楽しみ。カホコファミリーみんなで、すっばらしいスペシャルドラマ目指して一生懸命頑張りますので、お楽しみに!いざ!」と胸を踊らせる。
この1年で大きく飛躍した竹内も「去年の夏、悩みながら、もがきながら多くのことを勉強させていただき、自分自身の成長を少しですが感じることができた作品がこの『過保護のカホコ』でした」と思い入れを明かす。
「1年経った今、またその麦野初として帰ってこられることを心からうれしく思います。初が一家の主としてカホコとどんな結婚生活を送っているのか、そしてカホコのパパやママたちはどうしているのか。僕自身、撮影がすごく楽しみです」と期待を込めている。
プロデューサーの大平太氏は「カホコを演じた高畑さんの素っ晴らしい!演技と、今や若手ナンバーワン俳優に成長した竹内涼真くん演じるハジメのカホコへの献身や言動が話題になり、本当に多くの方の支持を得ました。
そして、『続編を!』という熱烈な声にやっと応えられることになりました。何よりもうれしいのは、脚本の遊川さんによって、もう一度カホコに命が吹き込まれ、カホコファミリーのその後の姿を、視聴者の方にお見せできることです」と復活に歓喜。
「僕は、この台本が完成した時に、『なんて読後感がいいんだ…』と、感激しました。このドラマを見た方も、きっと人に優しくなれる、大切な人の手を握りしめたくなると思います」と自信をみせている。
■『過保護のカホコ 2018 ラブ&ドリーム』あらすじ
あれから1年。カホコは過保護からの脱却を目標に、仕事に家事にと奮闘する毎日を送っていた。保育士として親と一緒にいられない子供のために始めた『カホコハウス』で働き、家では家事一切を一人でこなす日々。相変わらず画家として成功できない初を応援しながら、バアバ亡き王国に君臨している…?と、思いきや、カホコはあらゆるトラブルを全て抱え込み、一人で空回りするばかり。
『カホコハウス』の経営は苦しく、残業続き。家庭では家事一切を自分でやると言いながら、洗濯も料理も間に合わず、庭は荒れ放題。見かねた初に止められるも、ムリして開いたいとこのイト(久保田紗友)の誕生日会では、
単身コンダクターへの道を探すために、ウィーンへ旅立つと言うイトとその母・節(西尾まり)が大げんか。子供欲しさに代理母出産を計画する叔母の環(中島ひろ子)が衛(佐藤二朗)と揉めはじめ、とパーティは大紛糾。
一方、母・泉(黒木瞳)は一年経っても子供ができないカホコ夫婦に子作りを強要し、さらには未だ定職に就かない初に、「画家の夢を諦めろ!」とキレる。カホコの結婚後「カホコ・ロス」になった泉、正高(時任三郎)夫婦は、今では会話もほぼない。カホコの悩みは両親の離婚の危機にも及んでいく。
そんな折り、カホコハウスに通う保の元へ、行方不明になっていた母・真美がやって来る。カホコの心配をよそに引き取られていく保。数日後、予想通り再び置き去りにされ、カホコを頼って来た保の将来を案じ、カホコは「保を引き取る」と言い出す。
当然、「全部一人で抱え込むなんて、できるわけないだろ!」と初は猛反対。泉からの子作りのプレッシャーもあり、カホコと初夫婦の関係も微妙にズレ始める。「俺たち、結婚するの早すぎたのかもな」初の言葉に深く傷つくカホコ。「こんなの初めて…。夢を諦めるなんて、卑怯だよ!」
経営難のカホコハウス、親族のゴタゴタ、両親の離婚危機、そして、保のネグレクト問題を解決し、カホコは初との関係を修復できるのか!?
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180816-00000331-oric-ent
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