俳優の阿部寛が主演し2015年10月期に放送されたTBS系連続ドラマ「日曜劇場『下町ロケット』」の続編が、10月より放送されることがわかった。
第145回直木三十五賞を受賞した池井戸潤氏の小説『下町ロケット』シリーズの第3弾『下町ロケット ゴースト』(20日発売/小学館)を原作に、阿部演じる佃航平社長率いる佃製作所メンバーの新たな戦いが幕を上げる。
前作は最終回の平均視聴率が22.3%を記録し、2015年度放送のドラマで1位に輝いた大ヒット作(視聴率はビデオリサーチ調べ・関東地区)。『第2回コンフィデンスアワード・ドラマ賞』作品賞や『東京ドラマアウォード2016』連続ドラマ部門優秀賞などを受賞している。
特許侵害訴訟、ロケットエンジン用バルブシステム開発、人工心臓弁ガウディ計画など、度重なる困難を社員が力を合わせて切り抜けてきた『佃製作所』だったが、新作でも予期せぬトラブルにより窮地に陥っていく。
今や佃製作所の主力商品となっているロケットエンジン用バルブシステムの納入先である帝国重工の業績悪化、主要取引先からの非情な通告、そして、番頭・殿村に訪れた危機。次々に起こる絶体絶命のピンチを切り抜けるため、佃が下した意外な決断とは。佃製作所は大きな転換期を迎える。
阿部のほか、殿村直弘役の立川談春、山崎光彦役の安田顕をはじめ、和田聰宏、今野浩喜、中本賢、谷田歩ら『佃製作所』メンバーの続投も決定。宇宙(そら)から大地へ。大きな挫折を味わってもなお、前に進もうとする者たちの不屈の闘志とプライドを新シリーズでも描いていく。
引き続き佃航平を演じる阿部は「会社の経営者として、社員たちの生活を守るのも当然ですが、自らの夢を社員だけでは無く、全ての仲間たちと共に全力で挑戦する等身大の佃航平を演じさせていただこうと思います。ぜひ、楽しみにしていただければと思います」と意気込み。
原作の池井戸氏も「阿部寛さん演じる佃社長を始め、佃製作所の熱いメンバーたちとの再会を心待ちにしています。今回、窮地に立たされた佃製作所が挑戦するのは、まさに現代日本が抱える難題のひとつです。それに挑む者たちの葛藤や挫折がどう描かれるのか、福澤克雄監督の演出に大いに期待しています」とコメントを寄せた。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180718-00000375-oric-ent
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