俳優の金田賢一(57)が5日、大阪市内で元「モーニング娘。」でタレントの加護亜依(30)主演の朗読劇「私の知らない、私の事情」(6~7日=グロッタ・デ・アモーレ)のゲネプロに登場した。多くの朗読劇に参加している金田は同公演の演出を手がけ、語りとして出演する。
主演の加護について「とてもお上手だと思いますよ。声だけでお客様に世界観を思い浮かべてもらわないといけないところが芝居とは違うと思いますが、良い世界観をかもし出されてると思います」と褒めた。
金田は「動き回ったりしながら台本を持つくらいなら、芝居をすればいい」という考えから、演者が台本から目をそらさず、余計な動きもほとんどしないという演出を行っている。
ゲネプロでは、加護が何回かかむ場面もあったが「丁寧に読もうとするからいけない。間違っていたって、わかりゃしないんだから、堂々と読めばいいんだよ」とアドバイス。
ファンに対して「動いてる加護さんはいろんな人が見てると思うので、動かない加護さんをぜひ見に来てください。脇汗かいてる加護さんを楽しんで」と呼び掛けた。
そんな金田は、巨人・高橋由伸監督(43)が辞任を発表したことが気になるようで「高橋監督の後、ウチのオヤジどうかな? 最後にひと花咲かせろと」と提案した。
金田の父親は、言わずと知れた400勝左腕の“カネやん”こと金田正一氏(85)。正一氏は「由伸以外やる人がおらんのか!」とボヤいていたそうで、
「『オヤジやったら?』と言ったら『バカヤロー』って言われました」と明かした。後任には原辰徳前監督(60)の就任が有力視されているが「(正一氏にオファーが来たら?)そりゃ、受けるでしょ」と語った。
正一氏は毎朝、車を運転して食事に行き、毎週1回ゴルフをラウンドしているそうで、金田は「元気元気! 俺のほうが危ないよ」と父親の健康面に太鼓判を押した。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181005-00000049-tospoweb-ent
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