女優の石原さとみ主演のドラマ『高嶺の花』(日本テレビ系/毎週水曜22時)の第1話が11日に放送され、劇中のクライマックスで峯田和伸演じる直人が語った「哀しむ人は愛の人」というセリフにツイッターでは視聴者から「セリフに救われる」「素敵すぎて響いた」という賛同の声が殺到する一方で、異議を唱えるツイートも寄せられた。
華道の名門「月島流」の令嬢・もも(石原)は、婚約者・吉池(三浦貴大)が別の女性を妊娠させていたことが分かり、式当日に結婚が破談。そんなももを、父の市松(小日向文世)や妹のなな(芳根京子)も心配していた。この月島家の危機に乗じて、新興華道家・宇都宮龍一(千葉雄大)が市松に接触を図ってきた。
ある日、ももは道で転んでしまい、乗っていた自転車を大破。迷い込んだ商店街の自転車店で、店主の直人(峯田和伸)に修理を依頼する。直人は、高飛車なももにいら立ちも見せず、にこやかに自転車を預かった。
そんな中、直人は、長く介護してきた母・節子(十朱幸代)を亡くす。ももが再び直人の店を訪れたとき、彼は見合いの真っ最中。そこでももは、直人が、商店街の皆から愛されていること知る…。
第1話のクライマックスは、婚約者の裏切りによる精神的なショックから立ち直れないももを、直人が励ますという展開に。
直人は、「自分が傷つけられたとき、怒る人と哀しむ人がいます。怒る人は憎む人です。自分は棚に上げて、相手をただただ攻撃する」
「哀しむ人は愛の人です。静かにただ時を止めて哀しみます」「愛してたら憎まない、憎めないんです、あなたのように。それはちゃんと愛がある。いい女だからなんです」とももに語りかけると、ももの頬に一筋の涙が。
この直人のセリフに視聴者からは「セリフに救われる」「素敵すぎて響いた」「自分ばかり責めてる女子きっといるよね。それをいい女って言ってもらえるだけですごい心が温まるね」など共感の声がSNSに殺到。また「セリフの重みがあって1話から泣いてる」「涙が止まらなかった」と絶賛する声も。
一方で「傷つけられた時は、堂々と怒っていい」「もうそういう時代ではない」「女も涙を流しながら顔を歪めながら怒っていいんだ、今は」などの意見も投稿され賛否が別れていた。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180712-00057402-crankinn-ent
みんなのコメント
私は今あることでとても傷ついています。相手を憎む事はできませんでした。只々、哀しむ事しかできませんでした。
この言葉が正しいかどうかはわかりませんが、でも私の心は救われました。