6日放送のテレビ朝日系の朝の情報番組「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・前8時)でサッカーロシアW杯を16強で終えた日本代表の帰国を特集した。日本サッカー協会の田嶋幸三会長(60)は、任期満了の7月末で西野朗監督(63)が退任することを発表した。
西野監督の退任にコメンテーターでタレントの長嶋一茂(52)は「ファンとしてはやってもらいたい気持ちがほとんどだと思う。
逆にこの短期間でよくこれだけチームをまとめあげたなって、そっちのスキルをファンも含めて評価したと思う。野球でもWBCの監督をやられた王さん、原さんとか終わった後、日の丸を背中に背負って代表チームの監督をやるって、やった人じゃないと分からないぐらい、疲れたってレベルじゃない。
疲労困憊、満身創痍の上だと思う。この2か月弱って、もしかしたら西野監督まともに睡眠もされていないかもしれないし、食事ものどを通ってないかも。それぐらいの重圧の中やってきたんで、ここは一区切りと。ご家族もいますし、健康に留意されていただきたいという気持ちもある」とねぎらった。
これに対しコメンテーターでテレビ朝日の玉川徹氏(55)は「ベルギー戦の試合直後の会見で、何が足りなかったんでしょうねっておっしゃてますよね。
その後も何かが足りなかったっておっしゃてる。
何かが足りなかったは自覚されたんだけど、何が足りないかは分からないということですよ。そうすると、選手はそれでいいかもしれない。
次の4年間で足りなかったものを獲得すればいいと思う。ただ、これから4年間、指導するトップは、一番大事なのはビジョンなんじゃないかなと思う。ベルギー戦でこうやったら勝てたんだよと、そういう答えを持っている人、そういう人が監督に相応しいんじゃないかな。トップに立つのはまさにビジョンだと思う」と指摘した。
この意見に一茂は「ビジョンはいいんだけど、そこの答えを出せる人がサッカー協会関係者、ファンも含めてあの30分の中で他に何が最善策だったかって言える人はいるんですか?」と疑問を投げかけた。
これに玉川氏は「一茂さんの話に対するボクの考えは、日本人の中にいるのかいないのか分かりません。答えというのは、結果を見ないと分からないわけで、私は、これが答えだと思うよというのを持っていないといけないと思う。
そういうのを持っている人をどっかから連れてこないといけないと思う」とした上で、日産自動車が業績低迷を打破するために、カルロス・ゴーン氏をトップに据えた例を挙げて「ビジョンがある人をどっかから連れてくるしかない」と持論を展開した。
これに対して一茂は「ボクは企業とスポーツをあんまり一緒くたにされても困るなっていうのはあるんだけども。答えが出ないのも答えだとボクは思う。ボクら勝っていつも結果論ばっかり、そこに乗っかって話すけど、負けた後の結果論を肯定してもボクはいいと思う。
玉川さん、答え出さなきゃいけないっておっしゃるけど、答えが出ないぐらい大変な試合だったと。答えが出ないから答えをこれから監督だれになるかわからないけど、4年後に向けて選手みんなで探して行こうと、監督として教訓としてコメントで言ったんじゃないかなとボクは取りたい」と話していた。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180706-00000100-sph-ent
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