愛媛県を拠点に農作業もするアイドルグループ、愛の葉(えのは)Girlsのメンバーで、3月に自殺した大本萌景(おおもと・ほのか)さん(享年16)の遺族が11日、
東京都内で会見。同グループの所属会社「Hプロジェクト」の代表取締役社長らに総額約9200万円の損害賠償を求める訴訟を起こすと正式に表明した。12日に松山地裁に提訴する。
会見したのは母の幸栄(ゆきえ)さん(42)と姉の可穂さん(19)。「遺書はないが、事務所側とのLINE(ライン)など通話記録の証拠がある」として、裁判ではパワハラや長時間の過重労働が自殺原因と訴える方針。
幸栄さんは「最愛の娘を失った。萌景は自殺した当日、社長のことを『怖い』と話していた。『怖い』の意味を教えてほしい」と涙をぬぐい、可穂さんも「何が妹をここまで追い込んだのか。真実を知りたい」と険しい表情で語った。
遺族側の弁護士は、高校の進学費用を会社が貸し付ける約束だったのに、今年3月、脱退の意向を持ち始めたことを知った事務所スタッフが貸し付けを撤回。
その日の夜、萌景さんは「社長から『違約金として1億円払え』と言われた」と友人に話していたと主張。その翌日に自殺したという。
これに対し、Hプロジェクトの社長は「追い詰めたとは感じていない。1億円の件は話をしたことはない」とパワハラを否定している。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181012-00000026-sanspo-ent
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