明るく個性的なキャラクターと原色を主とした独自のファッションが人気となり、1990年代後半のティーンに多くの「シノラー」を生み出した篠原さん。歌手、女優、ファッションデザイナーなどなど多くの顔を持ち、39歳になった今でも新しいことにチャレンジし続けています。(聞き手・梅崎正直)
寺社巡りも天文観測も仕事になって…
――本当に多彩な活動をされていて驚かされます。自己紹介するなら、どう言いますか。うーん。16歳で歌手デビューして、その後女優も始め、最近ではデザイナーとして活動しているとプロフィルには書いてありますけど、やっぱり歌手であることが基本だと思っています。
――趣味も多くて、それがまた仕事になったり。最近は、御朱印の本も出されたそうですね。
「御朱印をはじめよう」というタイトルの本を昨年末に出版しました。最初は、こんなに御朱印集めに夢中になるとは思っていませんでした。
5年ほど前、NHKの仏像を巡る番組にアシスタントとして出演させていただき、行く先々でお土産代わりに御朱印帳を買っていたら、御朱印や御朱印帳を集めることがいつの間にか好きになっていました。そのご縁で奈良の東大寺や日光山輪王寺の御朱印帳デザインもさせていただきました。
今は若い方も集めてますよね。ただ、宮司さんやご住職のお話を聞くと、参拝する前に御朱印をもらおうとするなど、マナーを知らない人も多いという話を聞き、本には参拝のマナーも盛り込みました。
――天体観測では、本を出しているほか、各地の「星空大使」などを任されています。
幼少のときに両親から双眼鏡をプレゼントされました。空を見ていると、肉眼では見えないものがレンズを通して自分のいるところに飛び込んでくる。それに感動したんです。
高校時代は天文部でした。天体観測は、ファッションのインスピレーションにもなっています。
趣味が多すぎて時間はいくらあっても足りませんね(笑)。
――そうだと思います。寝る間もないのでは?
音楽やテレビのお仕事を終えても、デザイナーとしての宿題があるんです。デザインを考えたり、プレゼン資料を作ったり。衣装やアクセサリーを作ることもあります。もちろん1人での作業なので、重なると、2~3時間睡眠の日が続くこともあります。妥協して後悔するのが嫌なので、つい無理をしてしまいます。
のどのケア 手作りマスクで楽しく
――健康維持のために気をつけていることはありますか。
私はのどがすごく弱いんです。10代の頃はステージで元気に歌ってましたけど、実は、のどを痛めて思うような声が出ず、落ち込むことも多かった。今は、加湿器やアロマオイルを使って、ステージの前後には必ずケアをしています。それから、タバコの煙にはできるだけ近づかないようにし、普段からガーゼのマスクをしています。
でも、こうしたケアも楽しんでいて、アロマの香りもそうですけど、マスクは自分でデザインした手作りのものを身に着けています。体のケアも楽しみながら、元気になる「魔法」を自分にかけるんですね。
それと、忙しいときほど自然に触れるようにしています。星空を眺めるのもそうですけど、心の元気は身近な自然からもらっています。
元気のもとは青ヶ島! 「パワーフード」と祖母の思い出
――食生活の工夫はしていますか。疲れているときも、よく食べるようにしています。私、すごく食べるんです(笑)。それに、私には元気になる「パワーフード」があります。
――それは何でしょう?
青ヶ島の食材です。私の母は伊豆諸島の南端にある青ヶ島の出身で、子どもの頃、島のおばあちゃんに会いに行きました。星空の美しさに感動し、島の料理をいただきました。「クジラヨ」と呼ばれる魚をしょうゆ漬けにし、からしで食べる島寿司(ずし)がおいしいんです。一年中群生しているアシタバのおひたしやパッションフルーツも。
おばあちゃんは亡くなりましたが、今も親戚が住んでいます。元気になりたいときは甘えて、島の食材を送ってもらいます。食べると、おばあちゃんや幼い日の思い出がよみがえって、元気が出るんです。
シャイな少女を変えたスポットライト
――マルチな才能を発揮する篠原さんですが、幼少期はどんな子どもだったんでしょうか。
東京の青梅市で育ちました。自然が豊かで、川で泳いだり、山に登ったり。
性格はシャイでおとなしい子だったんです。それを心配した母が、私にバレエを勧めました。小学校4年生のときで、始めるにはちょっと遅かったんですけど、初めて舞台でスポットライトを浴びたときの喜びは忘れません。それからは、明るくなって、人前に出ることも好きになりました。
――音楽にしても、デザインにしても、ものを作ることへのこだわりは、何歳頃から始まったんですか。
手作りについては、母の影響ですね。母は洋裁が趣味で、自宅にはミシンがありました。見よう見まねで縫って、8歳頃には人形の着せ替えをする洋服を自分で作っていました。
バレエを始めてからも、実はバレエの衣装や、衣装部屋でお針子さんが仕事をしている姿が大好きでした。思えば、バレエは、芸能活動だけでなく、デザイナーの仕事をしている今にもつながる原体験だったのだと思います。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180421-00010000-yomidr-ent
みんなのコメント
若いときはお饅頭みたいな顔してたのに
今は・・・・カクカクしちゃって・・・
最近その気がしてきてちょっと危惧してます。
好きなだけにホントに気を付けて。
シノラーの時は馬鹿で下品と嫌っていました。ごめんなさい。
こんなに素敵な人だなんて、知りませんでした。
常識をわきまえながらしっかりとベースをかため、その上でキャラクターを作り上げていくと言う、非常にレベルの高い、かつ本当に賢い方だなと言う印象を持ちました。
ほぼ同年代として、見習わなければと反省してます。
篠原さん年を重ねても美人だな~
若作りして痛々しい歌姫とは大違い。(安室さんのことではない。)
素敵な年のとりかたしてると思う。
番組名忘れたな
打ち込みてぇーーーー
\\\?(?`^´?)?////
だから可愛いんだろうな。
年取って同性ウケを狙ってキャラ変更する奴腐る程いる中、ほんと可愛げがあって育ちの良さを感じる。
その年でフィギュア始めるとか凄いわ。
果てしないバイタリティー!見習います!
ありがとう!
だったんだけどキャラだったのかね~
♪全部抱きしめて
当時はいいイメージしかなかったからドン引きしたな。
そこからだんだんそのチクリ話が盛った話でも無いことがじわじわと視聴者にも伝わりだしたよな。
人の内側なんてそう変わらんで
篠原さんは努力もできる天才。
素敵な年のとり方した、素敵な笑顔だなという感じの写真ですね
篠原さんの最近の恋愛事情は存じ上げないけど。
顔のリニューアルはいただけなかったなぁ。。
それがなければもっと
好感度高いのに。。
デザインは本当に素敵だと思います。
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あの頃の不快感は消えません
勿論、ただの趣味レベルでなくビジネスとして大成するだけの神経と完成度を張り巡らせているのは分かるけれども…。それすら楽しめてこなしていけるセンス、持って生まれた才能。
羨ましい限りだわ。自分てなんなんだろうw