山口県周防大島町で行方不明になった2歳の男児を、捜索ボランティアとして救出した尾畠春夫さん(78)。東日本大震災や熊本地震といった被災地でも、ボランティア活動を続けてきた「ベテラン」だ。今回の男児発見の報を受け、芸能界からも尾畠さんを称賛する声が続出。なかには、「国民栄誉賞」を贈るべきだと提案する人も出ている。
■尾木ママやデーブも授賞提案
男児は2018年8月12日午前に行方不明となったが、大分からボランティアに駆け付けた尾畠さんが15日朝、捜索開始からわずか30分ほどで発見。無事に保護し、家族の元へ引き渡した。
そんな尾畠さんの行動について、教育評論家の「尾木ママ」こと尾木直樹さん(71)は15日のブログで、「すごい方 すごい生き方」と一言。過去にも、行方不明児童の捜索も含めて全国各地で様々なボランティア活動を続けてきた経歴を紹介し、
「すごい日本人だと思います!国民栄誉賞ものですね」
と大絶賛した。
また、テレビプロデューサーでタレントのデーブ・スペクターさんも、15日夕のツイッターで、
「アスリートを美化しすぎの世の中で2歳児を発見したボランティアの尾畠春夫さんにこそ国民栄誉賞を」
と提案していた。
こうした2人のほか、一般のネットユーザーからも、「こんな人が国民栄誉賞に選ばれたらもっと日本は良くなる」「感謝状以上のもの、国民栄誉賞が相応しい」といった声がツイッターに相次いでいる。ただ一方で、メディア出演時の謙虚な姿勢などから、
「2歳児のご家族の方から、お風呂やお食事勧められても、お断りされていましたので、国民栄誉賞もご辞退されると思います」
「国民栄誉賞なんてわたしは貰わなくてええよ。とおっしゃるでしょう」と想像をめぐらすユーザーの姿も目立っていた。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180816-00000010-jct-ent
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