歌手・和田アキ子が30日放送の「ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回」(ニッポン放送)に出演し、サッカーの元日本代表・武田修宏氏の“身だしなみ”について説教したことを明かした。武田氏が「情報ライブ ミヤネ屋」(日本テレビ系)に出演し、W杯日本代表について解説。だが、画面に映った武田氏の爪にはマニキュアが塗られており、和田はその光沢を、一視聴者として不快に感じたと言う。和田は直接、武田氏に電話して「(爪が)光っているのを抑えなさい」と苦言したようだ。
和田といえば、テレビ界のご意見番として、長年君臨している存在である。しかし、問題発言や武勇伝を豪語しては、ネットでよく叩かれていることもしばしば。だが、触れてはいけないところに突っ込む姿勢はある意味、逸材でもある。
歌手・松田聖子も和田からバッシングされたうちの一人だ。不倫や離婚などスキャンダルで話題を集める松田に対し、「松田聖子が嫌いと言うより生き方が嫌い」などと斬って捨てた経緯が報じられている。松田はこれに反応はせず、一方的に和田が松田を嫌っていたといい、長らく両者の共演はNGとされてきた。
しかし、2000年の『ふたりのビッグショー』(NHK系)で芸能界のタブーであった、和田と松田が同じ舞台に立ったのだ。そして、番組中盤のMCで「聖子のことね、あんまり好きじゃなかったんだ。だから、まさか2人でこのショーをやるなんてのは、思いもよらなかったんだ」と和田は本音を吐露した。
松田も「私もね、あのー、決して好かれてるとは思ってませんでした」と答え、会場から笑いが巻き起こった。
番組で和田は、松田の名曲『sweet memories』が流れると「この歌、大好き!大好き」と感嘆し、圧巻の歌声で2人は揃って熱唱した。まさに、歴史に残る共演が実現した瞬間でもあったのだ。
その後、和田がMCを務める『アッコにおまかせ!』(TBS系)に松田がゲスト出演し、「(松田の)プロ意識は認めている」と発言。エンディングには抱擁して仲の良さをアピールしたこともあった。
さらには、2014年『第65回NHK紅白歌合戦』(NHK系)に18回目の出場で初の大トリを務めた松田は緊張を隠せない様子であった。そして、「あなたに逢いたくて~Missing You~」を完璧に歌い終えると、駆け寄った和田と両手を握り合い、涙で頬を濡らす一面も見られた。
「表面上は雪解けを装った和田と聖子ですが、お互いに我が強く心を許し切ったわけではないようです」(芸能誌記者)
実際のところ、心の中の真相までは不明だが、ここ数年の間、その後の2人の共演は見られていない。
歌手として、ここ数年、ヒット曲に恵まれない和田にとっては、“芸能界の御意見番”というキャラクターだけが存在意義になっているという声もある。だが、和田が発する批判やバッシングはある意味、ごもっともであり、納得する場面も多々ある。ブルースの女王と元祖アイドルの『sweet memories』。また、いつの日か熱唱する姿を多くのファンが望むであろう。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180708-00000012-reallive-ent
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