旬のお笑いタレントにスポットを当てる「笑いのHo!石」の新年1発目は、狩野英孝(35)。昨年1月に当時17歳の女子高生との淫行疑惑が報じられ、約5か月謹慎した。復帰後はAbemaTVの「72時間ホンネテレビ」に出演したり、自身が扮(ふん)するアーティスト「50TA」の復活ライブを行うなど話題を集めた。どん底まで落ちたが、愛されるキャラクターと不思議な運で着実に復帰する狩野に迫った。
狩野は激動の2017年を漢字1字で「閉」と表現した。「部屋をカーテンで閉め切ってたし、光も浴びたくない、人にも会いたくない、外にも出たくない、鍵も閉めきっていた」と説明した。
謹慎中、そんな閉ざされた心にそっと寄り添ってくれた先輩たちがいた。
「サンドウィッチマンさんは、いろんな番組で僕の名前を出してくれた。名前出してもカットされる番組には僕のデザインしたTシャツを着てくれて。他にも、実家で謹慎してたら小島よしおさんが来てくれた。時間が空いたからって新幹線乗って様子見に来たって。すごく励みになりました」
芸能活動復帰に向けて実家から東京へ戻る日のことは忘れない。
「うれしいって気持ちが1割しかなくて、怖いが9割。世間が全員敵だと思ってた」
そんな逃げ腰をそっと押してくれたのが、実家の神社の絵馬だった。
「(昨年)1月1日に『ここに書いてある願い事が叶(かな)いますように』っていう絵馬を書いたんですよ。実家で謹慎して、いざ復帰に向けて東京へ行こうっていう時に絵馬見たら、『狩野英孝さんが早く復帰できますように』『テレビやライブに出られますように』って。応援絵馬がたくさんあって、その真ん中に僕の書いた『ここに書いてある願い事が叶いますように』があった。ファンの人たちのありがたさを感じられました」
全ての絵馬の写真を撮って帰京。6月1日に無期限謹慎処分が解除されたが、喜びと戸惑いの連続だった。
「テレビ復帰がリアクションの仕事。足つぼで『痛い痛い』ってやらなくちゃいけないのに『うれしい、うれしい』になっちゃった。一つ一つに感動してリアクションを間違えた。トーク番組に出た時にも息継ぎどこでするんだっけとか、『ちょっと待ってください』って椅子から立ったときにどのタイミングで座るんだっけとか…。シンプルに照明まぶしいって思いました。小さいことを忘れてて、焦りましたね」
もともとは俳優を志し、上京。友人の誘いで現在の所属事務所「マセキ芸能社」のお笑いライブへ行った。駆けだしのバカリズム、いとうあさこ、ナイツらが登場した。
「当時やってた『エンタの神様』にも出てない芸人をなんで見に行かなくちゃいけないのって。でも、見たらすっげー面白くて、エンタに出ている人より面白いじゃんって。いとうあさこさんなんて女捨てて、体張って、百何人の観客をドカンと笑わせて…ミュージシャンより俳優よりお笑いの仕事ってかっこいいって思いました」
「かっこいい」先輩たちを追ってマセキのオーディションを受けるも不合格。6回目にして合格となったが、舞台上では全く笑いがとれなかった。そんな狩野にヒントを与えたのが人気アニメ「ちびまる子ちゃん」だった。
「まるちゃんのキャラクターって芸人みたいで一粒一粒が立っている。花輪くんを見て、当時の芸人にナルシストがいないって気付いて、もしもナルシストがテレホンショッピングをやったらってネタが初めて受けたんですよ」
そこから長髪にスーツ、胸にバラをつけた、自称ナルシストキャラクターが確立した。
「テレビのオーディションにも通るようになった。当時『爆笑レッドカーペット』(フジ系)っていう番組があって、ショートネタがはやった。あの番組に救われた芸人は何人もいて、俺もその一人。そのブームが来たのは運ですよね」
ナルシストだが、どこか憎めない。愛されるキャラクターのおかげかドッキリにかけられることも多い。
「初めてドッキリにかかった時、プロデューサーとちょっともめました。でも、出川(哲朗)さんに『今までの努力がなくなっても、彼女と別れても、スタッフさんには最後、ありがとうございましたって言え』って教わりました。オンエア見て、悔しいですけど、結局面白くしてくれる。今は勘弁してくださいって思いながらも、カットがかかったら『ありがとうございました』ですね」
芸歴15周年となる今年は年男。
「毎年、僕が厄払いした人たちの願い事を神様に伝える作業をしているんです。(今年は)自分自身、厄払いした方がいいのかな。(願い事は)平穏。静かに暮らせればそれでいい」
「平穏」を願っても、芸人として抱いた大きな野望は捨てきれない。
「自分の番組を持ってみたい。出川さんも自分の番組を持って、そんな姿を目の前で見てますし。芸人になる前から憧れていた夢ってそう簡単には消えない」
狩野の冠番組がお茶の間に笑いを届ける日もそう遠くないかもしれない。(水野 佑紀)
◆狩野 英孝(かの・えいこう)1982年2月22日、宮城・栗原市生まれ。35歳。2000年に俳優を目指し上京も芸人へ転身。08年に「ラーメン、つけ麺、僕イケメン」のギャグでブレイクした。12年に3歳年上の一般女性と結婚したが、14年9月に離婚。実家は約1500年の伝統を持つ櫻田山神社で、神主の資格も持つ。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180104-00000317-sph-ent
苦労話仕立ては違和感しかない
女に翻弄されているというか
どこか憎めない愛されるキャラクターとか知ったこっちゃないが、
一つはっきり言えることは冠番組持つほどの力量も魅力も絶対に無い。
ガヤ芸人とかひな壇芸人あたりが精いっぱいなんじゃね。。。
何度も何度も同じこと繰り返すのではないでしょうかね
むしろ恵まれてる
今に同じ事をする!
本業のお笑いで1から頑張るのでなく、なぜ音楽なのかも分からない。
歌うまい、センスがある俳優や芸人が音楽やるのは納得いくけど、この人の音楽は一切応援する気がしない。下手だしセンスないんだもん。
いじられてるだけだし、まとめる力なさそうだしね。
この人の強運は半端ない。他の芸人なら、もう復帰はない。
冠番組なんて無理無理!
狩野なんざイジられてナンボ、イジる側ではない。
別に番組出ようが出まいが構わないけど、謹慎したことを苦労話として美談にするのはやめてほしい。
未成年に手を出したことは事実。
別にいなくても全く困らないからいらないです
見ると不快。
甘い世界だネ~
そういうのをどん底って言っていいの?
結構甘やかされてるよ
誰かがイジッてくれてやっと笑える状態な気がする。
出川さんみたいに愛されキャラには一生なれない気がする。