父キムタク崖っぷち 愛娘コウキに動画再生回数で“完敗”→注目度を逆手にとってあえての起用かな？

軽快なステップを踏みながら、「Ａｒｅ　ｙｏｕ　ｒｅａｄｙ？」とシャウトするひとりの男――。実に〈らしい〉演出である。百貨店「そごう・西武」の中国語圏インバウンド向けのＰＲ動画に出演している元ＳＭＡＰ・木村拓哉（４５）。

キムタクを前面に押し出した１分間の動画は、西武渋谷店を舞台に同社従業員８０人を従え、アップテンポな曲に合わせ「Ａｒｅ　ｙｏｕ　ｒｅａｄｙ？（準備はできてる？）」と“ドヤ顔”で問いかけるのだが、肝心の再生回数がイマイチなのだ。

「以前は中国で３０代女性からの人気が絶大だったが、最近はビミョー」（中国のアイドル事情に詳しいライター）ということもあってか、公開４日でユーチューブの再生回数は３０万回ちょっと（２５日夕現在）。

メイキング映像に至っては５万回（同）にとどまっている。先だってモデルデビューを果たした次女のＫ■ｋｉ，（コウキ＝１５）が、「ＥＬＬＥ　ＪＡＰＯＮ」の動画で、公開３日で１６０万回超だったことを考えると５分の１程度。完敗である。

コウキのデビューに至っては「当面は両親の名前は伏せて活動する腹積もりだったが、いち早くキムタクの次女だと情報を入手した某女性誌が記事にする方向で動き、それを察知した工藤静香サイドが付き合いのあるスポーツ紙に情報を流し、ああいう親の七光的な出方になった」（芸能関係者）という声も聞こえてくるが、その後の話題性を考えれば結果オーライだったようだ。

「アジア・ビズ・フォーラム」主宰の姫田小夏氏によると、日本で一報が出た同日の５月２８日の人民日報の電子版では、キムタク似で３カ国語がしゃべれるなどとデビュー記事が報じられたという。

勢いがあるのは父親より娘。むしろコウキを広告塔にした方が費用対効果は高かったんじゃないかと思いきや、前出の姫田氏はこう言う。

「いま中国社会では２代目や２世というものに敏感になっています。というのも、一代で財を築いた人たちの世代交代の波が押し寄せ、注目度が高まっているのです。日本人は２世に対し盲目的ですが、中国人はとてもシビア。本人の実力を見極めてから評価します。親に似ているとはいえ、海のものとも山のものとも分からない彼女に、大きな集客力を望むのは、なかなか難しいと思います」

未来ある娘はまだしも、国内外での人気の陰りが見えるキムタク。次の一手は、Ａｒｅ　ｙｏｕ　ｒｅａｄｙ？

引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180627-00000010-nkgendai-ent

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