お笑いコンビ「爆笑問題」の太田光(53)が8日、TBSラジオ「爆笑問題カーボーイ」(火曜深夜1・00)に出演し、8日発売の「週刊新潮」が報じた自身の「日大芸術学部裏口入学」の記事について“反論”した。「週刊新潮」は太田が受験前にホテルに缶詰めになって、現役教員から事前にレクチャーを受けていたことや、父三郎さんが対価を支払っていたことなどを関係者の証言を交えて特集している。
記事への反論を番組冒頭から50分近く続けた太田。「バカヤロー。(裏口入学)するわけねぇだろ。はらわた煮えくりかえっているんだよ」と猛反論。
太田が新潮の記者に直撃されたのはTBS「サンデー・ジャポン」、TBSラジオ「爆笑問題の日曜サンデー」の生放送を終えた日曜日で、
3人の記者が太田の自宅で待っていたとし、記者とのやり取りを細かく再現しながら、「日曜からいやな気分になっちゃって」とがっくり。「(今回の記事で周囲が)俺を下に見ているように感じるんだよ」とボヤいた。
“ホテルに缶詰め”の証言も「まったくそんなことはない」とキッパリと否定。高校時代の成績について「確かに学校の成績は悪かったし、それは本当なんだよ。そこが悔しい」としながらも「旺文社の全国模試では国語満点だった。地頭はいいんだ」と反論。
三郎さんの口調などにも「そんなしゃべり方をするような人間じゃ絶対になかった」とし、「俺が有名だってことで、死んだ後にまで親父をこんなふう(なこと書かれて)情けない」と亡き父に詫びた。
記事内容を細かく否定しつつも「一切落ち度がないとか言うと、(日本ボクシング連盟の)山根(明)会長みたいになっちゃうから。本当に傷ついちゃって。冤罪ですみたいなこと言うと、ますます怪しいから言えないし」と時事ネタを交えて揺れる胸の内を吐露。
“日大関係者”として証言をしている人間に対し、「クソガキが!本当に逃げも隠れもしないし、公開討論でもしてやる」と怒り心頭。
「割り算ができなかった」と証言したとされる“同級生”にも「割り算はできたの、むしろ。連れてこい、ふざけやがって!」と収まらず。「こんな具体的だと、こういう事実があったのかって俺も思っちゃうもん」と不満をもらした。
くしくも、2011年に発売した自著「マボロシの鳥」を発売したが新潮社。「『マボロシの鳥』を新潮社から出したことが嬉しかったんですよ、憧れの出版社だったから。何でこんなふうにやられなきゃいけないのか」とまさかの裏切りにショックを隠し切れない様子。
記事が太田が尊敬する落語家の立川談志さんを導入にしていることにも触れ、「大事にしている立川談志への思いは俺の中ではウソじゃないんですよ。親父とおふくろ、ひっくるめて、この記事が嫌なんだ」と続けた。
三郎さんがすでに亡くなっていることから「100%の自信は持てない」としながらも「ウソだと思うよ、俺だって。親父はこんなペコペコしない人。決めつけてるんだよ。なんで上から目線で言われなきゃいけないの?」と怒りは止まらず。
「ネタにしてくれるのはいいけど、裏口っていうのはな。何かいうたびに、あいつ裏口の癖にってギャグでも言われる。裏口キャラみたいの、俺もイヤ。面白ければいいけど」と肩を落とした。
日大芸術学部で太田と出会った相方の田中裕二(53)も「これひどいわ、新潮。本当に罪深いよ、この記事は。陰謀かね?」とあきれるばかりだった。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180808-00000081-spnannex-ent
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