大阪・大阪狭山市にある「SAYAKAホール」で21日、ドタキャン騒動後に初めての公演を行った沢田研二さん。
20日、サングラス姿で自宅を出発した沢田さんは翌日に控えた公演について「予定通り行う」と明言。
ファンに対しての言葉は「ステージで言います」と話していた。その公演で沢田さんは、ファンへ向けて何を語ったのか。
「ドタキャンしてごめんなさい」
18日に記者らの取材に応じた沢田さんは「ドタキャンをして良いとは思ってないんだけど、客席をパッと見える瞬間にえっ?、もう愕然とするわけですよ。座席のとり方、空間が多すぎる。そういうスカスカの状態でやれというのは、僕には酷」と明かした。
17日のさいたまスーパーアリーナ公演は、予定では9000人を集客するはずが、実際は2000人少ない7000人だったことが判明。集客数が予想を下回り空席が目立つ状態だったことがドタキャンの一因だったと語った。
そうした中で行われた大阪公演。
約1200席のチケットは完売したものの、開催されるのか心配する声もファンからはあがっていたが、公演は無事にスタート。
沢田さんはピエロのような衣装を着て登場し、満員の客席からは歓声や拍手が鳴り響いたという。
ファン歴40年の男性は「ウイスキーのボトルを口に含んで吹くというパフォーマンスも今回やっていました。息が荒くなっているのかどうかわからないですけど、下を向くと長いかな…」と公演の様子を明かした。
70歳とは思えないほど、精力的にステージを駆け回り、約2時間で20曲近くを熱唱。
ファンの女性は「今日はすごく熱かった、ジュリーも。お客さんも一体感があって。ちょっとしんみりみたいなところもありましたけど、ファンに寄って来ている様な感じはしました」と話した。
そして2曲目を歌い終えた沢田さんは、ドタキャン騒動について語り始めたという。
公演に行ったファンは、「埼玉のファンに詫びたいんだけれども、代替え公演もするみたいです。武道館終わってから埼玉でやりますと言ってました」と沢田さんが埼玉公演を気にしていたことを明かした。
それを聞いたファンは「素直な形で“さいたまスーパーアリーナをドタキャンしてごめんなさい、ご心配おかけしてすみませんでした”って言ってくれたので、みんな安心とともにちょっと感動してうるうるときて泣いていました。
“振り出しに戻ってまた出発します”というような表現だったから、また、やっぱり応援しようかなっていう気持ちに変えられた」と語った。
サンケイスポーツによると、沢田さんは「さいたまスーパーアリーナを満員にするという目標ができました。それをモチベーションにあと10年はやります」と語ったという。今回のツアーは来年1月まで続き、その後埼玉の振替公演を行いたいと話していたという。
(「めざましテレビ」10月22日放送分より)
めざましテレビ
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181022-00010002-fnnprimev-ent
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