ジャーナリストの江川紹子氏が、シリアの過激派組織による拘束から解放されたジャーナリスト安田純平さんに対する「自己責任論」について自身の見解を述べた。
江川氏は25日更新のツイッターで、安田さんが無事帰国したことを「本当によかった」と喜び、「関わった全ての人と、生き抜いた安田さんに対し、心から敬意を表したい」との思いをつづった。
一方で安田さんが自ら紛争地帯に入って拘束されたことを非難する声があることに触れ、「シリアについての情報なんか、自分の人生や生活に関係ない、特に興味もない、という人が、
多数派だと思う。そういう人たちにとっては、安田さんの仕事も彼がもたらす情報も無意味。それは別にいい。
だけど、自分にとって意味がないから、そういう仕事や情報が無価値と考えるのは違う」と反論。「『自己責任』というのは、自分が受けた被害を誰のせいにもしないこと。
それが充分すぎるほど分かっている人に対し、わーわー『自己責任』言い募っても無意味。それとは別に、国は自国民保護の責任があるから、国に責任がない事態でも、海外で困難な状況に陥った国民は助けなければならない」とした。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181026-00373278-nksports-ent
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