サッカー日本代表の熱い戦いに芸能界も感動!W杯決勝トーナメントはベルギーの前に初戦敗退したが、前評判を覆す大健闘にとんねるずの木梨憲武(56)は「日本代表 負けられない決戦『木梨目線』」で「日本代表史上ベストゲーム」と選手たちを称えた。いやー、悔しい。後半で2―0だもんね。勝てると思ったよ。予想通り前半を0―0で乗り切って、後半に勝負をかけた。あの2発は間違いなく世界をビビらせたよ。
見てる俺たちもそうだけど、ベルギー相手に2―0のシミュレーションはしてなかったのかもしれない。ポーンと上がったヘディングを入れられちゃって「ヤバい、ヤバい」って異様に焦ってたもん。
あのゴールはどう見ても偶然の産物だし、事故よ、事故(笑い)。でもムードが変わっちゃったのは確かだよね。
ルカクとE・アザールをうまく抑えてきたのに、空中戦を仕掛けられてハマっちゃった。ベルギーの監督も凄いよね。1メートル94(フェライニ)の投入がずばり、同点ゴールだもんね。もう少しでジャイアント馬場さん(2メートル9)みたいな選手を適材適所で使うんだから(笑い)。
俺にとって12回目のW杯。ベッケンバウアーやクライフが活躍した1974年の西ドイツ大会からずっと見ているけど、この一戦は名勝負に数えられる。
FIFAランク61位が3位を相手にまともに打ち合って、両軍合計シュート数35はここまでで(決勝トーナメント6戦目で)最多。警告も少なくて奇麗なサッカーだった。
日本代表としてもベストゲームでしょ。「凄えな日本」って思った世界のサッカーファンは多いと思う。最終的には「やっぱベルギーか」になっちゃったけど、日本の存在を印象づけられたと思うよ。日本代表の試合は奥寺康彦さんの時代から見ているけど、今の代表は、普通に世界のトップレベルと当たり前のように並んでプレーできている。
乾が決めたシュートは歴代日本代表のベストゴールじゃないかな。流れの中で放ったあんな無回転のシュート、見たことない。乾は右足でカーブをかけて右隅に流し込むのが得意なのに、状況に応じて(不規則な変化を起こす)無回転にした。
ゴン(中山雅史)のゴール(98年フランス大会、ジャマイカ戦)も泥くさくて良かったけど、ボールが重かった時代は釜本さん、現代は乾。俺も早速、今日から無回転シュートの練習しようっと(笑い)。
予選で3敗すると言われていたのに、あっという間にチームが仕上がって勝ち上がっていった。W杯は選手の技術うんぬんよりも、チームとしていかにまとまれるかが大事。子供たちや若いアスリートたちは、日本の大逆転負けを目の当たりにして悔しかったと思うけど、いい試合を見ることができたと思う。次世代につながる一戦だったね。(タレント)
◆木梨 憲武(きなし・のりたけ)1962年(昭37)3月9日生まれ、東京都世田谷区出身の56歳。帝京高ではサッカー部。80年に同級生だった石橋貴明と「とんねるず」を結成。歌手、俳優、画家としても活躍。
96年に第47回NHK紅白歌合戦に「憲三郎&ジョージ山本」として出場。18年に映画「いぬやしき」に主演した。1メートル77。血液型O。妻は女優の安田成美。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180704-00000067-spnannex-ent
みんなのコメント