“木村ファミリー”から目が離せない。
衝撃的なモデルデビューを飾った次女Koki,(15)は、今月10日に「ブルガリ」のアンバサダーに就任。彼女のインスタグラムは、すでに100万人超のフォロワーがいる。また、一部夕刊紙は、長女も芸能界入りが近いと報じた。
昨年、ソロデビュー30周年を迎えた工藤静香(48)は、今年も全国8カ所をめぐるライブツアーを開催し、先月末に最終公演を終えた。7月13日に埼玉県で開催された静香のライブに“潜入取材”してみると、静香はKoki,が作曲した「鋼の森」という曲を歌っていた。
そして、一家の大黒柱である木村拓哉(45)も、24日に公開された主演映画「検察側の罪人」のPRで大忙しだ。そんな木村は16日にキャンペーンで「情報ライブ ミヤネ屋」(日本テレビ系)に出演。司会の宮根誠司から話を振られ、初めてKoki,について語った。
2000年に結婚して以来、木村は妻や子供について、公の場で語ることは一切なかった。それは、アイドルが“家族臭”を漂わせることはご法度とされていたからだ。ジャニーズ事務所のタレントたちは、全員というわけではないが、それを貫いてきた。
「事務所が禁止しているわけではありません。自主規制ですよ。彼女がいることが発覚したり、結婚したりすると、ファンが離れてしまうことがあります。
ジャニーズファンにとって彼らは“王子様”ですから、結婚して家族がいることは分かっていても、それをあからさまにされるのは嫌なんです。ファン心理ですね」(関係者)
木村の場合は、家族を語らない理由が他にもあった。木村のファンの中には“アンチ静香”もいるからだ。
だから、妻も、結婚後はメディアへの露出を控えめにし、夫について語ることはなかった。夫に迷惑をかけないためにということだが、プライベートでも、ママ友にさえ語らないという徹底ぶりだという。
そんな彼らの姿勢に変化の兆しが見えたのは、一昨年の末、“SMAP解散騒動”がボッ発してからだ。
雑誌の直撃取材を受けた静香が、“裏切り者”の汚名を着せられた夫をかばうかのような発言をし、マスコミを驚かせた。
驚いたのはそれだけじゃない。木村も宿敵「FRIDAY」の取材を受け、笑顔で写真に納まった。さらに先日発売の「女性セブン」(9月6日号)にはKoki,
と2人で行きつけのすし店を訪れる姿を撮られた。父娘デートまで“解禁”したのは、SMAP解散騒動でダウンしたイメージを、何としても回復したいという気持ちもあったのではないだろうか。
「マスコミ全方位外交もそうですが、今までとは違うということをアピールしているのだと思います。Koki,について語った時は、理想の父親像を見て取れました。
よき夫、よき父親を見せることで、新たなファンの獲得につながるんじゃないでしょうか。キムタクが夫だったら、父親だったら、いいなって思う女性ファンも多いですからね」(スポーツ紙デスク)
ネットの新番組では毎回、そこまでやらなくても、と思えそうな企画にも挑戦。話題を集めている。
SMAPの“呪縛”から、ようやく解放された木村。“かっこよすぎるパパ”として再ブレークする日が近いかもしれない。
(取材・文 芸能ジャーナリスト・佐々木博之)引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180827-00000004-nkgendai-ent
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