日本テレビは11日、都内の同局内で2018年10月期番組改編説明会を行った。春は2期連続のほぼ無改編という強気の姿勢が目立っていたが編成部長・岡部智洋氏は「2つの点で危機感を持っています。他局とシェア争いという点で5年連続3冠に向かっていくなかで、全くもって盤石とは思っていませんし、危機感も抱いてます。
あとほかのメディアのなかで、地上波テレビとしてどうプレゼンスを出していくか、2つの危機感で10月、来年4月の改編に臨んでいきたい」とコメントした。
同局秋の改編率は全日(前6:00~深0:00)7.0%、プライム(後7:00~後11:00)、12.6%、ゴールデン(後7:00~後10:00)4.9%。今年の春(4月期)は全日3.1%、プライム9.3%、ゴールデン帯は0.5%とドラマ・ミニ枠を除くほぼ無改編を貫いていたが今期は微調整。
『タイムテーブルの“新化&深化”』をテーマに継続的な視聴率3冠、プラチナ帯の制覇を基本にコアターゲット戦略を堅持していく。
まず目玉としては13年から5年間放送された『得する人損する人』が9月を持って終了。10月25日からは内村光良がMCの新番組『THE 突破ファイル』(毎週木曜 後7:00)がスタートする。同局としてはドラマ・ミニ枠以外、
2年ぶりのプライム(後7:00~後11:00)帯新番組となり、岡部氏は「『得する人損する人』は4年連続3冠王の大きな立役者であり、貢献度の高い番組。
ですが今後の2019年、2020年を見据えるなかで、内村さんサンドウィッチマンさんとあの時間帯に日本に明るい雰囲気優しい雰囲気を伝えられる番組になるかと」と期待を寄せる。
また、他局に比べ苦戦が続いているドラマ3枠については引き続き企画強化・話題性のあるキャスティング・多角的コンテンツ展開を主なテーマにしたラインナップで盤石化を目指すほか、朝の情報番組『PON!』(毎週月~木曜 後10:25)
に変わって青木源太アナをメインMCとしたエンタメ&生活情報番組『バゲット』がスタート。夜のニュース番組『news zero』(月~木 後11:00 金曜 後11:30)はメインキャスターに有働由美子アナウンサーを迎えて一新させるなど平日ベルト番組の強化を掲げている。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180911-00000326-oric-ent
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