現在、ロシアで開催中のサッカーのワールドカップ(杯)。2大会ぶりのベスト16進出を果たした日本代表の中核として活躍した本田圭佑(32)、長友佑都(31)、岡崎慎司(32)らの1学年上で、将来は日本代表のエースストライカーと期待されていた元プロサッカー選手がいる。
彼の名は、平山相太(33)。長崎・国見高校で3年連続で全国高校サッカー選手権大会に出場。史上初の2年連続得点王、史上最多となる通算17ゴールという今も破られていない大記録を打ち立て、“歴代最高のストライカー”と呼ばれた。
そんな平山について元日本代表・大久保嘉人(36)は、初めて彼のプレーを見たとき、その圧倒的な高さと得点能力、超一流のテクニックに「自分ではまったく相手にならない」と、脱帽したという。
将来のエース候補の出現に報道も過熱。高校サッカー引退時には、Jリーグ全16チーム(当時)からオファーを受け、高校には100人を超えるマスコミが詰めかけた。
その進路にサッカーファンも注目する中、平山は高校卒業後、一度は大学に入学し、ほどなくして世界トップクラス・ヨーロッパのプロリーグへ入団。
ほかの日本人選手とのスケールの違いを見せつけた。そして、入団1年目からチーム得点王に輝き、このまま世界を舞台に活躍し、将来は絶対に日本のエースになる、誰もがそう確信した。
しかし得点王に輝いた翌年、事件が起きる。なんとチームから戦力外通告を受けたのだ。その後、帰国し、Jリーグで10年間プレーするも、期待されたような活躍はできず、代表に招集されたのはわずか4試合。
W杯で日本のエースになるはずだった男は、一度もW杯に出場することなく、今年1月にひっそりと現役を引退していた。
平山に一体何があったのか? チームの得点王に輝いたにも関わらず、なぜ1年でクビを宣告されたのか? その真相を8日に放送されるTBS系『消えた天才 一流アスリートが勝てなかった人大追跡』(後7:00~8:57)で、テレビ初告白。
そこには、本田圭佑との知られざるドラマがあった。さらに、衝撃の転身を果たした現在にも密着する。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180707-00000306-oric-ent
みんなのコメント
高校サッカーの彼はとにかく群を抜いていたもんなあ。
早すぎる開花が後にいろんな意味で裏目に出る選手も珍しくないんだろうけど代表で活躍する彼を見たかった。