作曲家の故平尾昌晃さん(享年79)の総額60億円にも上る遺産相続問題で、平尾昌晃音楽事務所(以下音楽事務所)と関連会社エフビーアイプランニング(以下エフ社)の2社の株主総会が26日、都内で開かれた。
この騒動では、平尾さんの3度目の結婚相手で2社の社長を務める、50代女性Mさんが社長就任の経緯に問題があったとして、平尾さんの三男で歌手の平尾勇気(37)がMさんの職務停止を求めて東京地裁に仮処分を申請。
また勇気は、Mさんが遺産を不当に独占しているなどとと主張している。勇気とMさんが激しく対立している構図だ。
この日の総会後に勇気側が会見を実施。勇気の代理人弁護士は「音楽事務所の株主総会では、株主が決まらないままだと何も決められないということで株主総会は継続続行となった。その結果、裁判所に対する申し立て(仮処分の申請)も継続する」と説明した。つまり現状維持だ。
エフ社は動きがあった。前出弁護士は、エフ社の総会について「取締役の選任の審議がされ、取締役に平尾さんのご子息3兄弟がなった。
代表取締役は二男が選任された」と報告。「Mさんは(取締役に)選任されなかった。従って、裁判所に対する申し立ては取り下げを予定する」という。Mさんは社長の職から事実上、解かれた格好だ。
一方、勇気は会見で心境を語らなかった。その理由として「兄弟で話し、(この会見では)個人の心境の話を言うのはやめようとなった」と説明した。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180926-00000044-tospoweb-ent
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