助成金の不正流用や審判員の不正判定疑惑が浮上している日本ボクシング連盟の山根明会長(78)が3日放送の日本テレビ系「スッキリ」(月~金曜・前8時)に生出演した。MCの加藤浩次(49)から、ロンドン五輪金メダルで世界ボクシング協会(WBA)ミドル級王者の村田諒太(帝拳)がフェイスブックで「そろそろ潔く辞めましょう。新しい世代に交代して、これ以上、自分達の顔に泥を塗り続けることは避けるべきです」と日本連盟の対応を暗に批判したことを聞かれた。
これに山根会長は「学生時代はええ選手であったと。だけど、村田君は一人でメダルを取れる力ありません。その理由は、世界選手権の何か月前にアジア選手権が韓国でありました。その時に日本代表で韓国に行った時に私は同行しました。
ところが1回戦の試合の内容が使い物にならない。ボロボロの試合をしているんですよね」と明かし、当時の監督代行から「こんな選手使ったら日本の恥であるから二度と海外遠征を使うべきでない」と言われ同意したという。
しかし、「日本国内に帰ってきて、私自身が村田選手のことを考えてみたら、この子には精神的な暗示を与えたら強い選手じゃないかと。
ボクサーには精神的な問題が非常にプラスマイナスあります。この子にはもう一回チャンスを与えて、伸びるんじゃないかと思って、村田選手を世界選手権の代表に選びました。その時も応援に世界選手権に行った」と明かしていた。
その上で今回の書き込みを「生意気だよ。それはね、あの選手はまだ社会人じゃない。現役のボクサーとして言うべき話ではありません」と声を荒らげて批判した。
ロンドン五輪でも「1回戦で勝ったんですけど」と話すと山根会長は突然、「このような形で突進していくのは反則でありますと指摘された」と村田のファイティングポーズを実践した。この指摘に国際ボクシング協会(AIBA)の常務理事に「村田からそれを取ったら2回戦がなくなると。
反則じゃないと言いました。あなたの力でそれを通してくれと言いました。それで反則を取らないとなったいきさつがあります」と明かし、山根会長がルールを変えたのかと聞かれると「私がAIBAのルールを変えるとかじゃありません」と否定していた。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180803-00000134-sph-ent
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