女優の樹木希林(きき・きりん、本名・内田啓子=うちだけいこ)さんが15日、午前2時45分、東京都渋谷区の自宅で死去したことがわかった。75歳。東京都出身。16日に近親者のみで通夜を執り行い、告別式は30日の予定という。
樹木さんは、1961年に文学座付属演劇研究所に入り、「悠木千帆」名義で女優活動をスタート。64年に森繁久彌さん主演のテレビドラマ「七人の孫」にレギュラー出演し、一躍人気を集めた。個性派女優として多くのドラマ、映画、舞台に出演。
74年に放送されたドラマ「寺内貫太郎一家」(TBS系)で小林亜星が演じた主役の貫太郎の実母を演じるなど20代から老人の役を演じ、出演するドラマ、映画などでは、その老け役が当たり役となった。
「寺内貫太郎一家」で共演した小林は「長い間、体調を悪くされておられたそうで、心配しておりましたが、このような結果となり、大変残念な思いです」と悲痛な思いを告白。
寺内家の長男、周平役で出演していた歌手の西城秀樹さんも今年5月に63歳で他界。「『寺内貫太郎一家』のメンバーもほとんど亡くなられてさみしい限りです。心よりご冥福をお祈りいたします」と悼んだ。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180916-00000168-spnannex-ent
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