平成の歌姫、安室奈美恵(40)の引退まであと1カ月。16日から引退までの期間限定で沖縄の観光プロモーション「Be.Okinawa」にポスターと動画の無償協力が明らかになったが、姿を見せない安室にファンは「モヤモヤがおさまらない」と爆発寸前だという。■パッケージやバージョン違いのDVDが次々に…
全国ドームでの引退ライブは6月に終了。チケットはプレミア化し、ファンクラブ歴の長い人でも抽選に外れたという嘆きの声しきり。そこへ畳みかけるように、WOWOWやHulu限定ライブ配信、H&Mのコラボ服発売、
ライブヒストリーDVD、ラストライブDVDを発売。しかもパッケージ違いに、ファンクラブ限定名入れバージョンもあり、ファンの財布のひもは緩みっぱなし。引退興行の売り上げは50億円ともいわれ、制作サイドはホクホクだが、ファンが盛り上がっているかというとそうでもない。
6月以降に追加公演の可能性や、avexの夏フェス「a―nation」に出演するのでは、という期待を込めた噂もあったが、今のところ空振り。このまま安室が姿を見せないまま終幕する様子である。
これには「DVDより生の安室ちゃんが見たい!」「モヤモヤがおさまらない」「ライブも有料放送だし、全部カネ。どこまでむしり取れば気が済むんだ」「『夜もヒッパレ』の懐かし映像見たいのに」「安室お買い物マラソンエグい。疲れた」と、ネット上には怨嗟の声が渦巻いている。
昭和の時代、キャンディーズや山口百恵の引退はテレビ各局で放送され、華々しい映像とともに終焉の時を迎えた。それだけに安室が姿を見せないまま最後の日を迎えてしまうのは寂しさを通り越して大ブーイングではないだろうか。アイドル評論家の北川昌弘氏はこう言う。
「AKBなどは卒業後ソロでも引き続き応援してもらいたいという意図があるからこそテレビ露出を拒まないが、安室さんの場合は芸能界への未練がない。
将来に向けた打算がないからともいえます。山口百恵さんは周年記念作品をリリースしたり、レコードからCD化したりと後々まで本人稼働ナシで収益をあげていたといいますから、
長期セールス展開を考えるなら露出が少ないほうがベター。それも含めて“平成らしい”引退の仕方なのかもしれません」
9月16日、沖縄で本人出演ナシのフィルムコンサートで完全引退する安室。それでも当日は“ナマ安室”の降臨に一縷の望みをつなぐファンたちが全国から集結するため、すでに那覇市内のホテルは予約でいっぱいである。モヤモヤが晴れないファンのやり場のない気持ちはどこへ向かうのか。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180816-00000010-nkgendai-ent
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