三浦百恵さん(59)の母親としての行動が話題になっている。長男で歌手の三浦祐太朗(34)への楽曲を書いてもらうよう、宇崎竜童(72)と阿木燿子(73)に頼んでいたというのだ。
宇崎夫妻からは現役時代、「さよならの向う側」など計68曲もの楽曲提供を受け、歌ってきた百恵さん。
「横須賀ストーリー」などその多くがヒットしたのは、往年のファンには今さらだが、今回は歌手としていまひとつパッとしないまな息子にもヒット曲をと一肌脱いだようなのである。
そうやって出来上がったのが「菩提樹」という曲。阿木の作詞、宇崎の作曲で、8月に発売されたアルバム「FLOWERS」のラストに収録されている。
百恵さんが最後のステージで歌った「さよならの向う側」のアンサーソングで、別れて離れ離れになったいとおしい人へ「また逢えるよね」と呼び掛ける歌詞がつづられている。
「女性自身」によると、百恵さんのバックアップはこれにとどまらず、祐太朗の個人事務所社長は百恵さんの現役時代の最後のマネジャーで、百恵さん自らがマネジメントを依頼したのだという。
2008年にメジャーデビューした当初は両親のことを伏せていた祐太朗も、最近はネタにするようになり、17年に百恵さんのヒット曲をカバーしたアルバム「I’m HOME」をリリースするなどしている。
ライブには百恵さん世代の女性ファンが列をなしているというし、祐太朗は歌手としても、最強の母親がいることの恩恵を感じているのではないか。
百恵さんウオッチャーのベテラン芸能記者、青山佳裕氏が言う。
「もともと百恵さんは見守るタイプで、友和さんが『勉強しなさい』と厳しくしつける傍ら、『いいわよ』と子供たちを励ます役割を担っていたといいます。祐太朗さんの歌手デビューについても、自分の道を歩んでと、一歩下がったところから応援されていたそうですけど、
今回はあまり売れているとはいえない姿を見てきて、何とかしてあげたいと思われての行動だったのでしょう。三浦家にとって音楽は、ご自宅の地下にカラオケを設置したり、息子さんたちに楽器を習わせるなどしてきたもの。
あまり知られていませんが、友和さんはバンドのボーカルをしていたこともあるんです。同じ高校の同窓生に忌野清志郎さんがいて、
腕の違いを感じて諦めたそうですが、その友和さんの夢を祐太朗さんが引き継いでいるようなもの。それだけに何とかしてあげたいという思いが強いのだと思いますよ」
その友和とは、11月19日に38回目の結婚記念日を迎える。最近は友和の両親の介護を引き受け、2世帯住宅で同居しながら、
12年も世話を続けているという百恵さん。惜しまれつつ引退後、家族ファーストを貫いて、来年1月の誕生日で還暦を迎える。
「趣味のキルトづくりで、何年か前に、まだ見ぬ孫への思いを表現されていました。祐太朗さんと、次男で俳優の三浦貴大さんのどちらが先にお嫁さんを連れてくるのか、
待ち遠しくされているようで、『いつ、私をおばあちゃんにしてくれるのかしら』とおっしゃっているとも伺っています」(青山氏)
いくつになっても息子たちが可愛くて仕方がない様子の百恵さんも世の親バカのひとりである。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181010-00000006-nkgendai-ent
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