ゆりやんレトリィバァの圧巻の優勝で幕を閉じた女芸人No.1決定戦 THE W(ザ ダブリュー)』(日本テレビ系)の記念すべき初回。史上初となる女芸人No.1を決める大会ということもあり、開催発表時から大きな話題を集めていたが、漫才・コント・歌ネタ・ポールダンスといったように、女芸人界の幅の広さを見せる決勝戦となった。
まずは出場者と基本的なルールを確認したい。エントリー総数636組から、はなしょー、ニッチェ、アジアン、紺野ぶるま、中村涼子、牧野ステテコ、まとばゆう、押しだしましょう子、どんぐりパワーズ、ゆりやんレトリィバァ(ネタ順)の10組が決勝に進出。ファーストラウンドは1対1の戦いを5組で実施し、勝ち上がった5組(ニッチェ、アジアン、牧野ステテコ、まとばゆう、ゆりやんレトリィバァ)によるファイナルラウンドで初の『笑いの女王』の座を賭けて女芸人たちが激突した。
大会のMCはチュートリアルの徳井義実、同局の水卜麻美アナウンサー、俳優の間宮祥太朗が担当。ゲスト審査員には柴田理恵、新川優愛、生瀬勝久、ヒロミ、吉田沙保里、若槻千夏の6人に加え、番組ホームページで応募された一般審査員395人の計401人で審査。一人につき1票を持ち、ファーストラウンドは対戦の2組を2択でジャッジ。ファイナルラウンドは、勝ち上がった5組の中から一番面白かった1組を審査員が5択で審査した。
『M-1グランプリ』(漫才)『キングオブコント』(KOC コント)『R-1ぐらんぷり』(ピン芸)といった賞レースと比べて、画期的なのは審査方法だろう。今挙げた3つは、一般審査員の票が全くない(『M-1』『KOC』)もしくは、ゲスト審査員ひとりの持ち票と視聴者の総意が同数である(『R-1』)が、今回の『THE W』はゲストも一般審査員も同じ1票の重さで投票できた。“一票の格差”をなくした点は新しさを感じさせたものの、一般審査員はモニター越しでの観覧で、大切な要素のひとつとなる“会場の空気感”が審査基準から外れてしまうことになった点はやや気になった。
もうひとつの大きな見どころならぬ「聞きどころ」となったのが、ダウンタウンの松本人志と放送作家の高須光聖氏による、ラジオ番組『放送室』コンビが復活して、副音声を担当したことだ。2人が忌憚なくネタを批評する様子は、ネット上でも話題を呼び、検索ワードで「副音声」が急上昇。番組本編の戦いと並行して、さまざまな楽しみ方を提供したという意味においては、この松本&高須コンビの起用は大正解だったと言える。
今回が初めての開催ということもあり、決勝までにいくつかのトラブルもあった。女芸人界のレジェンドである山田邦子が1回戦を辞退。所属事務所が「マネジメント側から本人への大会主旨の説明不足があった」との理由を明かし、山田も自身のブログで状況を説明した上で「がっかりしました やる気満々だったのに」との思いを吐露。また、山田と同じく優勝候補の筆頭として期待されていた友近も、事務所のスタッフがコントの小道具を忘れていたことから、舞台の直前に道具がそろわず、無念の敗退をするというアクシデントも起きた。
決勝戦では、煽りのVTRをはじめとした演出で出場者の魅力を丁寧に紹介。MCの進行も見事で大きな放送事故もなく、心地よく進んでいった印象を受けた。投票結果が出る前に、ゲスト審査員が誰に投票したのかを明らかにして感想を話すという演出に少しチグハグした印象を抱いたり、過度な笑い声やコントの設定に対する「えー」という声などに引っかかりを覚えることもあったが、総じて出場者たちがネタを披露しやすく、視聴者にはさまざまな見方を提供する環境作りを意識していたように見受けられた。
当然ながら、初回ならではの課題も数々あった『THE W』だが、女性だけで王者を決めるという今までになかったコンテストを打ち立てた意義は十二分にある。ゆりやんの圧勝と牧野ステテコの強烈なインパクト、久しぶりにテレビ出演したアジアンの漫才など、要所要所で見どころもあった今回の大会。次回はどんな新星が輝くのか今から楽しみだ。
■『女芸人No.1決定戦 THE W』ファーストラウンド(※左が先攻、右が後攻 カッコ内は票数)
1.はなしょー(116) ニッチェ(285)
2.アジアン(300) 紺野ぶるま(101)
3.中村涼子(190) 牧野ステテコ(211)
4.まとばゆう(286) 押しだしましょう子(115)
5.どんぐりパワーズ(56) ゆりやんレトリィバァ(345)
最終投票数
1位:ゆりやんレトリィバァ(201)
2位:牧野ステテコ(89)
3位:アジアン(47)
4位:ニッチェ(33)
5位:まとばゆう(31)引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171212-00000303-oric-ent
どうせ、他局みたいにタイトルかけた大会が欲しいからやっただけやろ。
ゆりあんいなかったら、あのポールダンスの人が優勝かと思うとヤバイ。
途中出たつまらない芸人に、私は上沼恵美子より怒っている。
だから、煽りVTRとか邪魔です。個人的には、その芸人の思いとかは(ネタ番組を見る時は)どうでもいい。
どうしても、その芸人の苦労話とかやりたいなら、別のトーク番組とかでやって欲しい。
松っちゃんの無駄使いの印象
ツイッターの質問、意味あったのか?
何から何まで中途半端な印象やった。
押しだしましょう子だっけ?
あれはもう観てるのが辛くなったわ。
つまらなすぎて。
とは言え
見ないと分からんから見たけど
さらにヒドかった…
最後までは見られなかった
女芸人のって着眼点はいいと思ったけど
演出等が最悪です
次あったとしても見ないと思う
意義。やったと言う既成事実
課題。つまらない
確かにゆりあんが優勝なのは意義ないけど
生放送で笑い声いれまくるとかもうダメだね
女芸人で1番面白いはやすともやと思う
M1やザ漫才だって男女問わず関係無く出れる訳だし。お笑いを男女に分ける必要性を全く感じない。
これに対して、差別だとかいう人はいないのかなぁ?
運動能力の差で男女別に分けるのは当然だけど、お笑いでは差を付けなくてもいいと思うなぁ。
だったら男だけの大会もないと
あと混合の大会も