「吉野家 築地一号店」が6日、東京中央区の築地市場の取引終了と共に、最後の営業を迎えた。吉野家の現存する最古の店舗で牛丼を食すために、約120人の客が大行列。そのため、営業終了の13時に合わせて、午前11時50分には店内販売を中止した。
最後の客になったのは吉野家歴25年の会社員・山条大輔さん(41)。「大阪から来ました。最後の一杯は狙ってません。偶然です。なんか緊張します」。偶然にも歴史的瞬間に立ち会うことになり、感慨深げな様子だ。
約1時間20分並び、入店。吉野家ホールディングス・安部修仁会長(69)に最後の一杯を作ってもらい完食。
「従業員一同、心より感謝申し上げます。ありがとうございました」の声と共に、山条さんは店を出た。
「アタマ(肉)大盛を注文しました。おいしかったです。緊張しました。会長さんが作ってくれたのは気がつきませんでした」。
最後の客を記念して、店舗から丼をプレゼントされるサプライズ。「この丼は宝です。飾ります」。吉野家の“レジェンド”として、今後も吉野家を愛していく。
営業が終了した後も約1時間に渡り、店舗前に約150人のファンが集結。吉野家の旗が片付けられると拍手が起こった。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181006-00000083-sph-ent
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