大阪府の吉村洋文知事(44)が14日、大阪府庁で会見。内閣が検事総長や検事長らの定年延長を可能とする検察庁法改正案についての質問に答えた。

会見の終盤、俳優ら各界著名人による抗議のツイートが相次いでいる検察庁法改正案について、意見を求められた。

弁護士出身で、現在は政党「日本維新の会」副代表でもある吉村知事は「僕は突き詰めたら、どこが人事権を持つべきか(という話だと思う)。検察庁のトップを決める人事を誰が選ぶのか。我々は検事総長をクビにはできません。それを背景に考えれば」とした上で、答えた。

「僕は検察庁の内部でトップの人事権を持つべきではなく、内閣が人事権を持つべきだと思います。検察庁のトップを検察内部で決めるべきではない。内閣が決めた人事がおかしいとなれば、

その人事を決めた人、(選挙で選ばれた結果の)政府が最終的な人事権を持つのが、政府を我々はクビにする権利がある。民主的コントロールが間違ってるなら、国民がその政権を倒すべき」との考えを示した。

その上で法案に賛成、反対かは「(日本維新の会の)国会議員団で決めたらいいと思う」と踏み込んだ発言は避けた。


ネットの反応

1.
一つの政策が悪いと倒せって? アホか!
2.
吉村知事の意見が真っ当な法治主義の意見がと思いますヨ!
大衆迎合政治は日本国・社会を将来滅ぼします!
3.
やっぱり維新
詭弁
ちょっと危ないとは思ってたけど
4.
吉村知事よくやってると思うが、この案はいただけない。 三権分立とその意義を本当に理解していらっしゃるのでしょうか?
5.
うまい持って行き方だな。本当に賢いね。
6.
独裁がどんどん浸透していって、気づいた時には手遅れになってしまう。だから戦後、今の形になった。
その人事がダメなら国民がその政権を倒すべきって言うなら、まさに今その可能性がある法律をゴリ押ししようとしている政権を今倒すべきでしょう。
7.
よく言った!
検事総長が退任時期を調整する事で、事実上、後継を指名出来てしまう現状にも問題がある。
施行は2022年なのだから、詳細は検察庁、法務省、内閣府でよく相談して決めたらいい。
現状の不備を、法務省から指摘出来ないところが、話を分かり難くしている。
8.
その通り!
批判する人は、三権分立と議院内閣制を理解出来ない人だけです。つまり、勉強不足。
9.
検察も行政部門の一つだから内閣が検察の人事権をもつのは当然。今回の騒動は、検察が司法の部門の一つだと勘違いしている人達の勘違いと新型コロナウィルスの渦中に法案成立を画策するセコイ自民党の両方の問題ですね。
10.
ご飯食べるわね
貴方の相手してられないので
あまり調子に乗らない様に
11.
なら、政権を民意で倒せる仕組み、民意で政権を選べる仕組みを作れないと。
そもそも、吉村さんの考え方だと、三権分立じゃなくなるよね。

現代の先進国の民主主義国家で三権分立でない国ってあるのだろうか。
仮にも吉村さん、弁護士出身ですけど、権力の集中は気にならないのだろうか。

中央集権を終わらせ、地方分権にしていくシンボリックな考え方の大阪都構想とも相反する事を言っている様に思うけど。

12.
行政官だから内閣が人事権を持つべき、とは言え、総理大臣をも逮捕起訴すべき職責に鑑みて歴代内閣は事実上、人事権を放棄し事務方案を追認して来たのだと思う。

それを人事権を行使する、即ち検察官を名実ともに政府の配下にすると言った瞬間に検察の中立公正さに疑念を持たれることになるのが一番怖い。(どんな人事でも、どんな刑事事件でも、万人が納得することは、ほぼ不可能であるからこそ、疑念を持たれることは厳に避けるべきかと思います。)

政治主導を標榜し思いつき政治行政で混乱させた民主党政権から、人事権を振り翳し、忖度と思考停止に陥った現政権。
国民、政治家、行政機構の関係再構築は漂流を続けているように思えます。

13.
安倍政権の周りに次々と湧いて出て来る数々の疑惑が、不起訴、不起訴また不起訴、全て不起訴。そんな奴らに、更に人事権など与えては、やりたい放題になるのが、何故分からないのか理解出来ない。賛成している人達は安倍政権に擦り寄り一緒にやりたい放題したいのでしょう。
14.
政権を倒しても次から次へと悪夢が現れる。

この法改正は集権改革でしかない。

ダメな政権を倒そうにも、ますます倒しにくくなる。

16.
橋下徹が政治に文句を言う人に政治家になって政治を変えろって言ったのと似た感じ?
17.
検事総長の任命権は内閣にあり。
今回の騒動は定年の延長。

西村大臣の時といい、この人はわざと勘違いして、正論を展開して民意を得ようとしているのかな。
そうであれば、賢い。クレバー。お見事。それは騙される爺さん婆さんが悪い。

18.
吉村さんよ、余計な事は言うな。寝てろ。
19.
至極真っ当。検察庁は行政府の一機関なんだから、行政の長である内閣総理大臣に人事権があるのは当然。そんなに総理大臣に人事権を持たせるのが許せないというなら、

司法の最高裁判官のように選挙の時に国民審査で罷免できるようにしなければならない。総理大臣も国民も関与できない権力は民主主義国家では存在してはいけない。

20.
何を馬鹿な事を言ってるのでしょう?政権を倒すという意味はわかりますが、どの様に倒すのでしょうかね?選挙で倒すといってますが、その選挙まで何年も掛かるわけですから、その間に好き勝手に政府にやられたらどうするの、

それまで我慢しろと、知事のコロナ対策の発想と一緒の雰囲気の気がします、元弁護士ならもう少し論理的な意見を持ってると思ったのですがざんねんです。

21.
様々な意見、考えがある。

それだけ大事な国の骨格の話。

もっと幅広く深く審議が必要。

だからこそコロナ禍の今決める事では絶対にない。

22.
選挙で公約した法案ではない。
首相を選んでない。

政治家が何をするか、意見を言って当然。

抗議は民主主義として当たり前。

政治家と検察
政治家に不信感が強い

肝心の、定年理由に基準がないまま決議すること
を平気だとする人は選ばない

23.
維新は賛成のようなので、政権と共に倒すべき政党ということになる。
24.
司法の問題はそんな単純じゃないけど笑笑
25.
仕事の出来ない公務員を税金で長く食わせる定年延長に反対です。なぜ今なのかも疑問があります。1月の決定はおかしいです。が

人事権は昔から内閣にあります。法令上、今でも恣意的な人事は出来ます。役所が決めた人事を追認している慣例こそ私は怖いです。官僚に選挙はないので。権限は官僚、責任は政治家なんてことになれば、官僚のやりたい放題の社会になる。

検察は総理大臣も逮捕できる強大な権限があるからこそ歯止めがいる。だから選挙で選ばれた議員で構成される内閣が人事権を持つ。至極当然だと思います。

26.
人事権は内閣が持ち、元検事総長や検察OBや司法学者の方々を集めた有識者議論を踏まえ国民審査で選任すればいいのでは。
確かに、コロナ対策中の今やることではないだろうし、政府や与党野党の議論で決められるものでもないでしょう。

検察は正義の味方とか政府介入による圧力や隠蔽といった話ばかりが出て、何のために検察人事をするのか論点がずれてしまってる気がします。

時間をかけてじっくり議論するべきことだと思います。

27.
吉村さんは理解していないが、小選挙区制では死票がたくさん生じるため、一党独裁になりやすく「国民が政権を倒す」のは無理である。1996年から自民党が中選挙区制を廃止して小選挙区制を導入して以来、政治の劣化がはなはだしい。

小選挙区制を大選挙区制に変えるべきである。これを次回の衆議院選挙の争点とすべきだ。それに加えて、議員の定数と報酬を半分に削減することも必要。1年限定の2割削減(実質的にはそれ以下)では全くダメである。

28.
現行法では内閣が任命権を持つとなっているので
人事権が法務大臣にあろうと
内閣が気に入らない人間を任命しない

気にいる人間を推薦するまで任命をしない
内閣に任命権を持たせてはならない。

29.
選挙にいかない国民が悪い。
たた投票率が低ければ該当者なしにしてほしい。

市議会議員レベルになると、自治会長の方が人格者であることが多い。

30.
橋下、吉村らの維新は選挙が民意とよく言うが、投票率の低さ、的確な候補者がいないなど、また安部さんは嫌やけど自民党には昔からの繋がりもあるし、

地元の自民議員に投票すると結果的に安部には不満でも自民勝利となり、安部は信任されたとなる。このことがよく分かってるから彼らは選挙で倒せばいいと言う。それは違う。


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