元モーニング娘。の加護亜依が、プロインタビュアーの吉田豪と対談し、モーニング娘。メンバーとして生きた過去とこれからの人生を語った。
13日、でんぱ組.incの夢眠ねむが自身のTwitterでグループ卒業と芸能界引退を発表。さらに3人組メタルダンスユニット「BABYMETAL」(ベビーメタル)も19日、メンバーのYUIMETAL(ユイメタル、水野由結)がグループから脱退すると発表した。
他にも、ももいろクローバーZの元メンバー有安杏果、SUPER☆GiRLSの5人同時卒業発表、欅坂46・今泉佑唯や乃木坂46・西野七瀬の卒業発表など、アイドルの脱退や卒業、引退が相次ぐ2018年。アイドル戦国時代はもう終わりなのか。
21日放送の『Abema的ニュースショー』に出演した加護と吉田。天下のモーニング娘。から地下アイドルまで経験し、アイドル界の天国と地獄を見てきた加護は、
今年の夏、12年ぶりにハロー!プロジェクトのステージに復帰。自身のスキャンダルによって縁が切れていた事務所と話し合うことができたという。
12年ぶりのハロー!プロジェクトのコンサート(通称:ハロコン)に「12年は必要な時間だった」と振り返る加護。これからは、女優や歌手などの肩書きに縛られることなく「なんでもやっていきたい。表現することが好きなので“何でも屋さん”になれたら」と明かす。
今年のハロコンでは辻希美が妊娠中のため、同期の辻とは共演はできなかったが「LINEで話した」といい、今でもお互いに交流は続いているという
。ファンが次回ようやくOGのフルメンバーが揃うかと思ったところで、吉澤ひとみの飲酒運転によるひき逃げ事故が発生。吉澤は9月28日に芸能界引退を発表した。
過去、成人前に喫煙のスキャンダルが報じられた加護。その後、カフェオーナー男性との旅行報道とあわせて再び未成年喫煙が報道され、懲戒解雇となった。
加護によると「二度目の報道は偶然だった」という。旅行先に記者が、たまたま別の仕事で旅館の食事写真を撮りに来ていた。旅館で加護を見つけた記者が張り込みをし、喫煙写真を撮られてしまったという。
加護は当初、事務所から言い渡された“解雇”の意味が分からなかったという。マネージャーに「“カイコ”ってなんですか?」と聞き「クビだよ」と言われ、初めてそこで現実を知った。
18歳で解雇された加護は2年間煙草をやめることを誓い、ロサンゼルスに。日本に戻り、新しい事務所と再スタートしたが、自分の名前が勝手に商標登録されていたことで、そこでも裁判になった。
裁判や結婚、離婚を越え、二度目の結婚で幸せをつかんだ加護。今の夫と知り合いだという、スタジオで同席していたカラテカ・入江慎也も「本当にいい旦那さん。一緒にカラオケ行ったら、ずっとモー娘。の曲を歌う」と話す。
加護は「今だからこそ振り返られる。昔は自分でも何が起きているのかよく分からなくて、振り返ることができなかった。不倫じゃないのに、不倫っていう感じで週刊誌に撮られて。解決したのに、それが報道されなかったこともあった」と語る。
そんな加護は芸能界に入る前から波乱の人生だった。生まれつき心臓が弱く、幼少期に心臓に開いた穴を手術。医者からは「30歳まで生きられないかもしれない」と言われていた。
生まれてからの最初の記憶は「お母さんにおんぶされて、夜逃げするときの記憶」。実父の暴力で夜逃げした母は、水商売で働き、女手一つで加護を育てた。母が働きに出てしまう夕方の時間帯が、大人になった今でも嫌いだという。
母が再婚し、再婚相手の男性とはほどんど一緒に暮らしていなかった加護だが、モーニング娘。のメンバーとして東京で稼いでいたある日、お金を銀行から引き出そうと思ったら貯金がなかった。調べると母の再婚相手の男性が使い込んでいた。状況を説明しても母は再婚相手の味方で、何も変わらなかった。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181022-00010010-abema-ent
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