「ご心配をおかけしてしまい申し訳ありません」とタレント剛力彩芽(25)はつづり、「今までの投稿はすべて削除します」と続けた。謝罪の理由はインスタグラムへの投稿。交際中の恋人で、
ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」の運営会社社長、前澤友作氏(42)とサッカーW杯ロシア大会決勝を観戦した際に撮影したと見られる画像を投稿したところ、ネットでバッシングされ、芸能界からも批判を浴びたからだ。
「浮かれている」「自慢好き」「一般人じゃ味わえない世界観のおすそ分け」などなど。フジテレビ系朝の情報番組「とくダネ!」の小倉智昭キャスターが「なんでこれを大っぴらにしたいんだろう?」と疑問を投げかければ、
ナインティナインの岡村隆史も「ファンのことをまず第一に考えた方がいい」とラジオで苦言を呈し、剛力ファンを公言してきた明石家さんままで「呪いにかかったように浮ついて、本当の愛をいま見つけられない。
写真をネットにあげるのもどうかなあと思うよ」とコメント。これがバッシングの火に油を注いだような格好となった。
■ナイナイ岡村、おぎやはぎが猛批判の違和感
「お笑いコンビ『おぎやはぎ』の小木博明さん、こじるりことタレント小島瑠璃子さんと、剛力さんへの批判的なコメントをする芸能人が相次ぎました」とスポーツ紙芸能デスクはこう言う。
「小島さんは週末の『アッコにおまかせ!』で『お金持ちにはときめかない』と自らの恋愛観を語り、話題になっています。
『25歳まで恋愛禁止』とするオスカー事務所所属ということでもないでしょうけど、これまで“スキャンダル処女”だった剛力さんが公に前澤氏との交際を認めた際は好意的で、
応援するような雰囲気だったファンや芸能界の剛力さんへの風向きは変わりましたね。小島さんも発表当初は『私は素晴らしいと思います』と称賛していましたが」
こうした流れは剛力の謝罪とインスタ削除発表によって、少し変化が生じた。小倉キャスターは同じ番組でこう語った。
「なんで批判が集まったのかなあ。プライベートジェットでワールドカップ見に行っても、VIP席で見ても、彼女の人生。彼女がインスタグラム使ってそれを出したわけですから、ある意味、批判も覚悟の上だったんじゃないかなと僕は思う。それだったら削除しなくてもいいと思う」
社会が狭量になり、長い物には巻かれよと同調圧力がはびこり、ちょっと何かあると、バッシング。逆の流れが出ると、今度はそっちに同調していく今の日本。
前澤友作氏は「出る杭は打たれる、ということなので、出過ぎた杭は打たれない、ってなるまで出てしまおう。何事も突き抜けてしまえばね」とツイートしていたが、25歳の剛力はこうした世論をどのように感じているのだろうか。
芸能リポーターの城下尊之氏はこう言う。
「剛力さんが前澤氏との交際を認めたときは、とてもすがすがしいと思いました。インスタグラムへの過去の投稿を削除すると発表した今回も、交際中の胸中を素直に明らかにしているし、好感度が落ちるというようなネットでの声は当たらないと思いますよ。
批判的なコメントを真摯に受け止めて削除を決めたとありますが、ネットのコメントには、やっかみやストレス解消から書き込んでいるものも含まれるし、応援している声もあるのですから、剛力さんは今後もインスタ投稿を続けた方がいいのではないでしょうか。今の世相へ一石を投じることにもなりますから」
剛力を謝罪に追い込んだ世の嫉妬と芸能界の歪んだ同調圧力。前澤氏が言うように出過ぎた杭になれば、雑音はやみ、今度は向こうからすり寄ってくるはずだ。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180725-00000011-nkgendai-ent
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