15日に死去した女優の樹木希林(きき・きりん、本名・内田啓子)さん(享年75)の夫でミュージシャンの内田裕也(78)が20日、所属事務所を通じてコメントを発表した。
「最期は穏やかで綺麗な顔でした。啓子 今までありがとう。人を助け 人のために祈り 人に尽くしてきたので 天国に召されると思う。おつかれ様。安らかに眠ってください。見事な女性でした」
樹木さんとは1973年10月に結婚したが、同居したのは最初の約1年半だけ。その後は別居状態を続けながら、つかず離れずの独特な夫婦関係を築いてきた。
関係者によると、樹木さんの容体が急変した14日深夜、親族が別居中の裕也に電話で連絡し、声が聞こえるようにスピーカーをオンの状態に。
裕也は、次第に意識が薄れていく樹木さんに名前を呼ぶなど言葉を掛けた。樹木さんはそれから程なくして、息を引き取ったという。最期をみとることはできず、16日に樹木さんの自宅を訪れ、無言の対面を果たした。
17日に都内の斎場で営まれた密葬に参列。黒スーツに黒いハット、メガネ姿で斎場を訪れた。関係者によると、長女で女優の内田也哉子(42)ら親族と会話する場面もあったが、終始うなだれた様子だったという。
荼毘(だび)に付された際は遺骨を拾い、妻を見送った。その後、車いす乗り、無言で帰宅。同行した女性スタッフは「(裕也は)ショックを受けていて、気持ちを整理して後ほどコメントします」と話していた。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180920-00000110-sph-ent
みんなのコメント