樹木さんの夫で、ミュージシャン、映画監督の内田裕也(78)は16日、樹木さんの自宅を訪れ、無言の対面を果たした。最期をみとることはできなかった。関係者は、内田について「急なことでとてもショックを受けている。心と頭の整理がつかない状況」と説明。数日中にコメントを出すという。
2人はムッシュかまやつさんらの紹介で出会い、1973年10月に結婚するも、同居したのはわずか1年半。
76年、長女・也哉子誕生後も、別居婚を続け、内田は81年に離婚届を提出した。しかし、樹木さんが裁判所に離婚届の無効を訴えて認められると、つかず離れずの独特の夫婦関係を築いてきた。
内田は14年にスポーツ報知のインタビューで樹木さんについて「KKさん」と呼び、「オノ・ヨーコさんを紹介したら妙に仲良くなりやがってね。俺すっとばして、今でも日本来たら必ず食事してるらしいよ。そのツーショットは見たくないよ。
ちょっと引くよなあ」などと愛情を込めて語っていた。15年に樹木さんが報知映画賞主演女優賞を受賞した際には「俺が家族の中で一番最初に報知映画賞を2つ取ったんだよ。
ひそかな俺の自慢だったんだけどな。でも、いい話だな。ロックンロールだ」と祝福していた。
樹木さんは16年にNHKの番組に出演した際、「自宅でみんなに囲まれて、夫に『どちら様ですか』と言って死にたい。『俺のことは連れて行くな』と言われてるのよ」とコメント。
また今年7月の映画のイベントでは「もし、縁があってこの地球上に戻って来ることがあったら、小さな茶室を設けて、夫と向き合って、静かな人生を送りたいなぁ……という気持ちになりましたね」と話していた。
内田は昨年脱水症状で入院。今年7月、テレビのドキュメンタリー番組で車イス生活を送る姿が放送されたが、現在は自宅療養し、恒例の年越しライブに向けて準備しているという。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180917-00000081-sph-ent
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