[北京 3日 ロイター] – 中国国営の新華社は3日、同国税務当局が人気女優の范冰冰(ファン・ビンビン)さん(37)に対し、
脱税したとして罰金や滞納金など合計で約8億8400万元(約146億3000万円)の支払いを命じたと報じた。
新華社によると、税務当局の調査で、ファンさんは今年公開される予定の映画の出演料を巡り、契約を分割して730万元を脱税したことが発覚したという。
また、2億4800万元の脱税もあったとされるが、金額の詳細については明らかになっていない。
江蘇省の税務当局が9月30日、ファンさんに関する決定を行い、罰金5億9600万元以上と延滞納税金2億8800万元以上の支払いを命じたという。
ファンさんは短文投稿サイトの微博(ウェイボー)に書簡を掲載し、「自らの行動を恥じ、みなさまに謝罪する」と述べ、当局の決定をすべて受け入れ、罰金を支払うため「あらゆる困難」を乗り越えるとした。
ファンさんは映画「X-MEN」シリーズなどに出演し、中国でのオンラインのフォロワーは6200万人以上。6月に映画界の脱税に関与したと報じられる中、消息不明となり、拘束されたとの報道も出ていた。
ファンさんについては、あるテレビ番組司会者が5月、脱税目的の「陰陽」と呼ばれる二重契約をオンライン上に投稿、これにファンさんが関与していたとみられていた。
ロイターはファンさんや代理人と連絡は取れていない。
*内容を追加しました。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181003-00000055-reut-ent
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