5月に大手芸能プロダクションと契約した前衆院議員の上西小百合(35)がこのほど、インタビューに応じ、タレントに本格転身することを明言した。
「議員だから炎上した、というのもあると思う。事務所に所属させていただいた以上、ソフトな感じでいきたいなって! フフフ」。昨年10月の衆院選出馬を見送り、10か月。上品で柔和な表情から“炎上クイーン”の面影はない。
今後は文化人ではなく、タレントとしてTBS系「サンデー・ジャポン」(日曜・前9時54分)などのバラエティー番組出演に意欲。
「私、内面は優しいし、いい人。すごく融通も利く。バランスの取れた意見を言っていると思うんだけどな。テレビを通じて、そういった部分を出していきたい」と、優等生宣言が飛び出した。
2012年の衆院総選挙で初当選。14年に維新の党から2度目の当選を果たした。翌15年に本会議を欠席したが、その理由が、男性秘書との旅行だったと一部週刊誌に報じられた。
当時の橋下徹最高顧問からは辞職を求められるも、拒否して除名処分に。その後、「単なるヘタレ」などとツイッターで橋下氏をこき下ろすなど、歯に衣(きぬ)着せぬ発言を連発した。
昨年7月に浦和―ドルトムントの親善試合をツイッターで批判し、騒動になったが“脱・炎上”を約束。その一端には「スポーツ紙の方々がネットにあげるから。
炎上していないのに、『炎上中』と書くから」とチクリ。「最近のツイッターは真っ当。ソフト路線に舵を切ったから、今年に入って全くない」と言い切った。
芸能プロに所属したからには、女優業進出にも色気をみせる。演技経験は「自分の再現ドラマに出た程度」しかないが、まずは見た目から。
「テレビに出させていただいた時、キレイに撮ってほしい」と、この3か月間で13キロのダイエットに成功した。ぬれ場のオファーが来ても「あと5キロやせないと。そういう需要って私にあるんですかね?」と、満更でもない様子だった。
現在独身。結婚願望だってある。「あっという間に35歳。今は諦めモードですかね。せっかくダイエットしたのに、全く出会いがない…」。玉の輿(こし)婚を勧めると、「そのためには、今のイメージを変えないと。イメージを良くして、幸せな結婚ができるように協力してくださいね!」。
議員生活は実りある時間だったという。「度胸は付きましたね。今は、何万人の前でしゃべっても緊張しない。皆さんから見たら制限があるように見えたか分からないけど(笑い)、それなりに活動に制限があった。
事務所と相談しながら、いろいろなことに挑戦してみたい」。すでに、橋下氏とはわだかまりが無いことを強調。「過去のことは忘れて。万が一ですよ、ないとは思いますけど、橋下さんと共演する機会があれば、私はニコニコと笑ってやりたいと思う」と話した。
「私も得していないけど、沢尻エリカさんも得していない」と“浪速のエリカ様”の呼び名も返上する。上西小百合として、第2の人生の幕が開ける。
◆上西小百合の主な炎上騒動
■「酷(ひど)い負けかた。くたばれレッズ!」
昨年7月の浦和―ドルトムントの親善試合で逆転負けした浦和に「酷(ひど)い負けかた。親善試合は遊びなのかな」とツイッターで批判。サポーターの怒りを買い、騒動に発展。
殺害予告が大阪・吹田市の事務所に届き、サポーターとみられる男性2人が事務所を訪れるなどした。騒動に発展した後も「くたばれレッズ!」とツイート。
■「うるせえ!」
昨年9月、自身に対してツイッターで「人として全く信用出来ない事が明白になった」と批判した東国原英夫氏に、ツイッターで「うるせえ!」と反撃しけんか状態に。
■「白鵬に似てます」
今年2月、カーリング女子の藤沢五月が誰に似ているかと友人と話している際に「わたしが白鵬って言ったら箸袋なげつけられた」とツイート。ネットでは「上西小百合さんの方がむしろ白鵬に似てますけどね」の声も。
◆上西 小百合(うえにし・さゆり)1983年4月30日、大阪府出身。35歳。神戸女学院大卒。会社員を経て2012年衆院選に大阪7区(吹田市・摂津市)から出馬し、初当選。14年衆院選も同区で2期目の当選。趣味は料理、空手、華道(小原流師範科)、茶道(裏千家中級)。身長158センチ。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180815-00000201-sph-ent
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