覚せい剤取締法違反(使用)の罪で起訴された女優三田佳子(77)の次男で会社経営高橋祐也被告(38)が9日、勾留先の警視庁渋谷署から保釈された。約50人の報道陣からは「お母さんに何か一言」などの声が飛んだが、高橋被告は3秒ほど頭を下げ無言のまま迎えの車に乗り込んだ。車を運転していたのは父親で元NHKプロデューサーの高橋康夫氏(77)だった。
午後0時20分ごろ姿を見せた高橋被告はジャケットにデニムという格好。周囲をキョロキョロと見回し落ち着かない様子。その顔は青白く、先月11日に逮捕された時と比べて血色が悪かった。頭髪も薄くなった印象。
保釈時の映像がテレビで流れると、インターネット上には「人相が変わってる」「別人かと思った」など、その変貌ぶりに驚く書き込みが相次いだ。
高橋被告が覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕されたのは今回で4回目。東京地裁は5日に保釈を認める決定をしていたが、保釈保証金300万円は9日まで納付されなかった。
関係者によるとこの日「家族が払った」という。三田は今回の逮捕時に「親としては、もう力及ばずの心境です」と突き放すようなコメントをしていたことから、保釈保証金は支払われないのではとの見方も出ていた。
父・康夫氏はNHK時代、大河ドラマ「黄金の日日」(78年)の演出などを務めた名プロデューサーだった。この日、ハンドルを握る康夫氏の表情にも色濃い疲労が見てとれた。康夫氏は高橋被告を、都内の高橋被告の自宅へと送り届けた。
三田はこの日、コメントは出さなかった。11日に開幕する京都国際映画祭でアンバサダーを務めており、同日に映画「遠き落日」の上映会場で舞台あいさつに登壇する。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181010-00000059-spnannex-ent
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