女優の三田佳子(76)が29日、横浜情報文化センターで行われた公開セミナー「名作の舞台裏『花の乱』」に出席。11日に次男・高橋祐也容疑者(38)が覚醒剤取締法違反(使用)の疑いで逮捕されて以来、初めて公の場に姿を見せた。
三田はトークでは次男の事に触れなかったが、心労で少しやせた印象。「いのち」(86年)、「花の乱」(94年)とNHK大河ドラマに2度主演したが、室町幕府の8代将軍、足利義政の妻・日野富子を演じた「花の乱」
が歴代の大河で2番目に低い平均視聴率(14・1%)を記録したことを今も気にしているよう。「役を知ると悪女じゃないと思えた。
それが演技に出て見る人もつまらなくなったのかな」。義政役の故市川團十郎さんとの共演映像に見入り懐かしさで涙をぬぐう場面もあった。
制作を担当した同局の放送総局長・木田幸紀氏も出席。三田は「偉くなられたけど、スケジュールのハードさと役の影響で木田さんを呼び、
『しっかりして~!』とほっぺたを叩いたことも。すると他の人たちから『僕も叩いて』と言われ参った」とユーモラスに話し、努めて明るく振る舞った。
最後に「私もいろんな“乱”を乗り越えて人生やってきた。もう一度奮起して演じることをやっていきたい」とあいさつ。客席からは拍手が起こった。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180930-00010001-spht-ent
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