オウム真理教の麻原彰晃こと松本智津夫死刑囚(63)ら7人の死刑が執行された6日、フジテレビはゴールデン帯(後7時から後10時)にあたる後7時57分から約2時間、予定されていた番組を、特番「緊急スペシャル 教祖麻原ら7人死刑執行 日本が震えたオウム事件の“真実”」に差し替える特別編成で対応した。
本来は金曜プレミアムとして「警察24時」や「さんまのまんま春SP」などを報じる枠。この日は「くらべるマネー」として司会に澤部佑(32)、三田友梨佳アナ(31)、ゲストに杉村太蔵(38)らを招き、同じ職業の中でもうかっている人ともうかっていない人に密着。格差の理由に迫るバラエティーを放送する予定だった。
特番では安藤優子キャスター(59)、伊藤利尋アナウンサー(45)らが司会を務め生放送。過去30年にわたって同局が取材していた映像や、過去に報じたオウム真理教に関するスクープや音声などをまとめて編集し、歴史的事件を振り返った。
この日、定例社長会見では宮内正喜社長(74)が「オウムの一連の事件は日本の犯罪史上最悪のテロ事件。我々メディアの役割も問われた。使命と責任を感じている」と言及。「急きょ編成を変更した」と説明した。
この日は各局、朝の情報番組で第一報を報じた後、フジでは「ノンストップ!」(前9時50分)は枠を変更し「FNN特報」を放送。NHKでは「きょうの料理」(前10時15分)など、TBSでは「キニナル金曜日」(前9時55分)と「ゴゴスマ」(後1時55分)、テレビ朝日では「徹子の部屋」(正午)を報道特番に差し替えて対応した。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180706-00000316-sph-ent
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